昨日の朝日新聞の記事によると、トヨタの新型株は5倍の競争率だったそうだ。
私は当選してラッキーだったが、実質元本は保証され、黙ってても儲かる仕組みの新型株は注文が殺到するのも当然だろう。
浅草観音裏柳通り。
この辺りは観光客や外国人が押し寄せる事もなく、静かな街並みながらグルメスポットとしても欠かせない町だ。
昭和26年創業の蕎麦処「弁天」さん。
風に靡く麻のれんが涼しげだ。
店内満席で、ちょうどカウンターの客と入れ替わりで着席できた。
夏休みの影響か若い女子高生のグループも美味しそうに蕎麦を手繰っている。
平均すると2カ月に一度は通うお気に入りの蕎麦屋だが、季節によって楽しみ方が変わる。
春ははまぐり蕎麦、秋は松茸麦、冬はかき南蛮。
そして夏の名物は鳥そうめん。
毎年食べているので読者の方もまたかって思われるだろうが、これだけは何度食べても飽きない。
「そーめん」と「そうめん」があるが、字は違っても同じ素麺(笑)
冷たいお水とおしぼり。
最近は使い捨ての紙のおしぼりを出す店も見かけるが、浅草はそんな野暮な店は少ない。
●鳥そうめん(950円)
1年ぶりの鳥そうめん。
ついこの間も食べたような気になるのは、1年の時間の感覚が短くなってきているのだろう。
冷たく冷えたそうめんは丼のなかでつゆと合せたぶっかけのスタイル。
それではいただきます
やげんぼりは控えめにパッパッパ・・・
ムネ肉は上手く茹でないとパサパサになって美味しくないが、ジューシーで柔らかいのがこの店の職人技。
ネギのシャキシャキ感がいいアクセントだ。
そうめんは西の地方にあるような細い麺ではなく冷麦サイズ。
あまり細いと食感は良くてもつゆに絡まないんで、これくらいが最も美味しく食べれる太さだと思う。
つゆに溶いたすりおろし生姜の風味が一層深い味わいに変化する。
最後は蕎麦湯。
あ~、美味かった!
美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」
【お店】 ★★
・蕎麦処 弁天
・東京都台東区浅草3-21-8
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