★★★/ア・ヴォートル・サンテ・エンドー/~夏のカーニバルカレー~ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

夏といえばカーニバル。


浅草のサンバカーニバルは8月29日だし、今日は上野夏まつりのパレード。


パレードに参加する盛岡のさんさ踊りは私の毎年の楽しみ。


この季節の楽しみが、フルーツカレーのカーニバル。


銀座のア・ヴォートル・サンテ・エンドーさん。


ちょっと長ったらしくて舌を噛みそうな店名だが、銀座の洋食屋さんではいちばんのお気に入り。


以前は歌舞伎座の隣にあったので、役者さんにも人気のお店。


4月に紹介したオムライスは、800軒のオムライスを食べ歩いた中で、私の中ではTOP3の実力派。


カレーの種類も豊富だが、毎年この季節に食べたくなるのがフルーツカレー。


窓の外は雨上がりの銀座。


歌舞伎座も見える。


席の横にはたいめいけんの初代茂出木心護さんの本や、ミシュランのフランス版などが手軽に読める。


●フルーツカレー(1,400円)


家庭の奥さまたちが、「ウチでは隠し味にフルーツをいれますのよ」
なんてセリフを聞くけど、そんなものじゃない。


フレッシュフルーツのてんこ盛り!


カレーの上で繰り広げられるフルーツたちのカーニバルだ。


キウイ、リンゴ、メロン、バナナ、スイカ、サクランボ、オレンジ、ラズベリー、ブルーベリー、クランベリー、オリーブ、他にはアーモンドやレタス、ハーブ。


それではいただきますナイフとフォーク


フランスパンのラスク。


スパイスの効いた辛めのカレーにもペーストにしたフルーツも加えてあるのだろう。


カレーソースと、フレッシュなフルーツの甘味、酸味が加わり、口の中はまさにお祭り騒ぎ。


しかし、カレーなら何でもいいってわけじゃなく、ベースのカレーがしっかりしていないと野暮ったい味になるだろう。


マンゴーのアイスクリーム。


アイスもカレーに混ぜ込んで食べるんだけど、「本当に美味しいの?」って思う方も多いはず。


私も最初はそう思ったもん(笑)


答えは、食べてみりゃわかるさ。


見た目だけのシャレたカフェ風なカレーじゃなく、カレーとフルーツのバランスが計算されつくした技術とセンスが光るフルーツカレー。


食後はコーヒーか紅茶が選べるんで、アイスティーを選択。


いつも笑顔の外国人店員のサービスも気持ち良く、雰囲気の良さも魅力的だ。


和光ホールで開催されてている石飛博光展を見学。


書の事は全く分からないが、書が生きているかのような生命感と迫力を感じた。

美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」


【お店】 ★★★
・ア・ヴォートル・サンテ・エンドー
・東京都中央区銀座5-9-5田創館ビル 2F


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