「とんかつのこだわり!」~鶯谷・万年~ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

年末年始に向けダイエットしているんですが、毎日努力している割にはちっとも結果がでないのが不思議です?


ランチに向かったのは鶯谷。


お店の前の黒板を何気なく眺めてびっくり!


25cm級の大海老フライ!?


これは放ってはおけません。


食楽亭 万年さん。


初訪問です。



広い店内で落ちつく空間ですね。


さり気ない装飾もセンスの良さを感じます。



大海老フライ2本を注文したところ、本日売り切れとの事。


大海老フライ目当てで入ったのでどうしようと戸惑ったんですが、仕方がないの

でロースかつ定食を注文。


ロースかつ定食も1400円と900円の2種類がありましたが、安い方にします。


ランク分けして数種類のとんかつを出す店も多いんですが、ホントに美味しい店

は安くてもそれなりに美味しいものを出すし、外れても経済的および精神的な

負担は少なくて済みます。


ついでに、思いつきましたが、とんかつって皆さんこだわりがありますよね?


「そんなものないよ!」って思ってる方もいるかも分りませんが、ホントにそうかな?


最初にロースかヒレかで迷いますよね?


ソースは中濃?ウスター?


肉の厚みは?


パン粉の細かさは?


キャベツはソース?ドレッシング?


などいろんな組み合わせを変えていくと、人によって結構違いがあります。


私ですか?


これから紹介しましょう。


とんかつの美味しさを味わうなら絶対にロース。

なぜなら豚肉の魅力って脂でしょう。


同じロースでも肩ロースやヒレ下とかで味わいが異なります。



●国産豚のロースかつ定食(900円)



黄金色に輝くロースかつ。


厚みは理想的な1.5cm。


サラダ類は別のお皿に盛ってあるのも嬉しいですね!


キャベツの千切りが美しい!


それに、大好きなポテサラもたっぷり!


それではいただきます割り箸



お味噌汁には、京都名物黒七味をパッパッパ・・・。



最初に胡麻をスリスリ。


この中にソースをドバドバ入れる人がいますが論外です。


ソースをかけないで浸けちゃうと、肉の旨味もパン粉のサクサク感もなくなりす。
それにソースの味しかしないでしょう。


擦ったゴマはとんかつの上にパラパラパラ。


最初の一口はそのままで、後は左半分がとんかつソースと残りはウスターソース。


サクサク感を楽しむならとんかつソースだし、沁み込む美味しさはウスターです。


塩だけとか、レモンだけもいいんですが、中には醤油とか、ケチャップをかける

変人もいますが、ややこしいので触れません(笑)



あ~、これは旨い!


柔らかくてジューシーなお肉。


2枚目は左端の脂が多い部分・・・


甘味と旨味がスゴイ!


次にごはんを一口。


これぞ銀シャリ、文句なしの美味しい炊きあがり。



キャベツ、ポテサラ、お新香、とろろ昆布の味噌汁などの脇役陣もスキのない

活躍をしてくれます。



サクサクジューシーなとんかつとふっくらごはん。


このクオリティのとんかつで千円札でお釣りがきました。


年末近くになって、とんでもないお店発見でした!


次回は必ず25cmの大海老フライが食べたいものです。


美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」


【お店】 
・万年
・東京都台東区根岸3-6-1