「梅にも春の色そえて~♪」 | 夢酔亭主人のオムライス食日記

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上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

東京上野公園の桜も三分咲きってとこですか!
今夜あたりは花見でにぎわっているでしょうね!


でも、夢酔亭ではまだ梅が満開!


今日はランチ記事はお休みし、夢酔亭に咲く梅の花をご紹介します。


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●鹿児島紅


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今年、いちばん早く咲いたのがこの花です。
紅梅の品種ですが、梅の中ではいちばん濃い赤が特徴です。

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●月影しだれ

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梅って顎(花の付け根)は赤いんですが、この系統の梅だけは緑です。


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●鴬宿

手前から鶯宿、月影しだれ、鹿児島紅の順に咲いています。


【勅なれば いともかしこし 鶯の 宿とわ問わば いかが答えむ】

こんな歌もあるほど有名な梅です。


昔、京都御所の梅が枯れ、紀貫之の家の梅が見事だというので移植されようとしたんですね。
その時、娘がこの梅の木に結につけた紙に書かれたのがこの歌です。


「天皇様の命令なら、名誉なことではありますが、毎日やってくる鶯に私の宿がなくなったと問われたら、なんと答えたらいいのでしょう」


こんな意味だと思いますが、平安貴族の雅って素晴らしいと感心します。

この歌の意味を悟った村上天皇は、もとに戻させたそうです。


夢酔亭にもウグイスが姿を見せますよ!

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●思いのまま
一本の木に白や、ピンクの花が一緒に咲きます。


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年によって白が多かったり、ピンクが多かったりします。


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紅白で並んで咲いています。

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そしてこんなハーフの花が咲く事もあります。



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●豊後
桜のような派手な花が咲き、実も大きくて美味しいです。
人気の品種なんで、よく見かけると思います。



私の実家の山には100本以上の梅の木があったんです。

今の時期は家族はもちろん、飼ってた犬や猫、ヤギまで連れて、花見に出かけていましたが、それは楽しかった。

子供の頃は、6月の日曜日ともなれば、婆様と青梅を獲りに行き、ご褒美におこずかいをもらっていました。

収穫した青梅を市場で売っていたんですが、高校1年生の時にはバイクも買ってもらったんですよ(笑)


あれから30年近くなります・・・・。


その間、誰も管理もしていないし、山にも入っていません。

今頃、花を咲かせているのか、枯れているのかは分かりませんが、どのみち雑草ぼうぼうで入ることも出来ないのは間違いないでしょう。

小さい梅の木ですが、花を見る度に遠い昔を思い出しますね。


ところで、皆さんは「梅」「桜」「桃」の見分け方って知ってます?


花の色や形も違うんで花の付き型で見分けます。


梅・・・花柄(かへい)がないので枝に直接花が付きます。
桃・・・花柄が短いので枝に沿うように花が付きます。
桜・・・花柄が長く枝からこぼれるように咲きます。

つまり、枝に直接花が付いていたら梅、だら~んと下がっていたら桜です。



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●福寿草

思いのままの下に咲いています。


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●春一番

早咲きのつつじも咲き始めました。

この花が咲き始めると、6月まで次々とツツジが咲きます。