「カツカレーはここから始まった!」~河金~ | 夢酔亭主人のオムライス食日記

夢酔亭主人のオムライス食日記

上野、浅草など下町中心にオムライスや美味しいランチの食日記。

梅雨って、私にとっては何もいい事はないんですが、

植物にとっては恵みの雨!
先週の週末は近所の田んぼでは田植えが行われていました。


夢酔亭主人の食日記
アジサイって土が酸性かアルカリ性かで、花の色が紫になったり

青くなったり変化するんですが、我が家のアジサイは白。
「シュガーホワイト」、という甘くて美味しそうな名前の品種なんです。


いつものことですが、話はいきなり変わって今日のランチです。


夢酔亭主人の食日記
お店を見たら信じられないかもわかりませんが、「カツカレー」って

このお店が発祥なんです。


詳しくは昨年7月25日のブログに書いていますが、正確にいうと

カツカレーではなく「河金丼」なんです。


カツカレーという名称は、銀座のグリルスイスという洋食店が、

最初に名づけたみたいですね。


夢酔亭主人の食日記
ということで「河金」に戻りますが、お店は入谷鬼子母神の近く、
言問通りから路地を一本入ったところにひっそりとあります。

夢酔亭主人の食日記
店内も街の大衆食堂の雰囲気です。
実はこの座敷には、ネコちゃんのカップルがが仲良くお昼寝中でしたが、

「飲食店にネコなんてとんでもない!」って野暮なコメントなんか書かれる

のもイヤなんで、ネコちゃんは見せません(笑)


夢酔亭主人の食日記
メニューはお肉を○匁(もんめ)の重さで表し、お値段も変わります。


注文すると厨房からは肉を叩く音が聞こえ、しばらくするとパチパチと

とんかつを揚げる音が心地よく聞こえてきます。


夢酔亭主人の食日記
●河金丼+豚汁(750円+100円)
河金丼は50匁からは丼に入りきれないんでお皿に盛りつけられます。
今年の目標の「大盛り禁止」は現在も継続中なんで普通盛りにしました。


夢酔亭主人の食日記
丼には「洋食」と書かれています。

この丼、欲しいな~(笑)


夢酔亭主人の食日記
丼の中の構成は、1階はごはんで、2階がキャベツ、3階にとんかつ、

最上階がカレーの4階建て!


夢酔亭主人の食日記
豚汁は別料金(100円)


それではいただきます割り箸


夢酔亭主人の食日記
トンカツはジューシーな柔らかいカツで、サクッとしたコロモがいい食感。
カレーは昔懐かしいカレー。甘口のコクのあるカレーです。


夢酔亭主人の食日記
具は豚肉と玉ねぎのみ。
余計な具はないのはいいんですが、ちょっとシンプルすぎます(笑)


このお店はね、ちょっと間があくと急に食べたくなるんですよ!

河金丼って、大正時代に生まれたそうですが、現代の美味しいと人気の

カツカレーにも負けない魅力に満ちています。

お腹もいっぱいで大満足です。


今日も美味しい食事をいただき感謝をこめて
「ごちそうさま!」


【お店】

・河金(かわきん)
・東京都台東区下谷2-3-15