「年齢が出る」といわれる体の部位。
手。
首。
これらのツートップに次いで目立つ、しかしお手入れを忘れがちな厄介な場所・・
膝だと思う。
私はあるときから膝マニアになり、
膝についてはこだわりがある。
日本人は膝のきれいな・というかかっこいい人が少ないといわれるが、
山田優の膝は・・というか脚!かっこいい!なが!
海外の女優でいうと、サラ・ジェシカ・パーカー。
この人身長あんまり高くないんですね、160cmくらいしかないらしい。
なのにすらっと見えるのは、膝下の長さもあるけど、膝がうつくしいというのもあると思うんだ。
私の理想とする膝は「縦長」「色むらがない」という2点が絶対条件なのですが、
膝って年齢・・よりも「生活の質」が出るんですね。
脚のまんなかにありながらも、意外とおざなりにされる膝。
意識してないと、くすみだとか乾燥だとか、そういうのがすごーく出てくる。
だから私はいつもレッスンで皆さんに言う・・
「膝には生活の質が出ますよ!」
そのほかにも「生活の質」・・手入れを怠りがちな「暮らし方の質」が出る場所もいつも口うるさく言いますが、
膝って「スカートはかなければ目立たないし」とか忘れ去られがちな、不遇の箇所。
そして日本人にとっては弱点でもあると思う。
もともと膝下が短いのに、正座とかの文化もあって膝が横長になりがちなので、
やはりある程度の年齢からは「膝を隠す」という選択肢も入れなければならないなと思う。
私はミニスカート・ショートパンツなど脚を出す服が好きですが、
膝を出すのには勇気が・・・
膝を上手に見せるの、難しい。
だから私はニーハイソックスを愛用しています。
ニーハイは、普通のハイソックスより足がすらっと見える・・気がする。
学生時代はハイソックスが好きでよくはいていたけど、
あるときから「アレ似合わない?」というのに気がついた。
たぶん30才前後。
普通のハイソックス・・膝下でとまるやつね、
コレって、パン!としたハリがあって色むらのない膝を見せるためのものであって、
ある程度の年輪が加わった膝には似合わない。
わが子のピンとした膝にはかれているハイソックスは堂々として見えるが、
私にはかれたハイソックスはどこかいたたまれないように見える・・気がする。
我々の・・というか私の膝は、どこか足を「分断する」ところがあるんですよね。
昔読んだ雑誌に
『「膝小僧」が「膝大憎」にならないために!』
というキャッチコピーがあって、
あぁほんとだなと・・納得。
だから私はせめてもの抵抗として・・理想の膝を目指して・・
膝を大切にしてあげたいと思います。
年齢が出る!というより生活の質が出る!といわれる場所が美しいほうが、
なんだか自信がつきません??