右脳記憶とインスピレーション(inspiration) | 神産巣日神(かみむすびのかみ)のブログ

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古来、日本では、「愛」と云う字を使わないで、「産巣日(むすび)」と言いました。「むすび」と云う言葉は、「愛」と云う言葉よりも非常に深遠な意味を含んでいるのです。ときに、神産巣日神は「造化の三神」の内の一柱の神であり、獨神(ひとりがみ)で御座います。唯々感謝。

 右きのかたは左脳に言語中枢があります。

 解剖学的な右脳と左脳は両者を(つな)脳梁(のうりょう)という神経線維によって、区別されます。

 ちなみに、脳梁(のうりょう)は女性のほうが太いとされています。

 一般的には、男性が右脳優位、そして、女性が左脳優位とされています。但し、右脳優位か左脳優位かは判定テストがありまして、去る10月07日(火)の「ボランティア・地域医療」のブログ に記させて頂きました地域医療研究会の某・看護の大学生は女性であっても、右脳優位とのことで御座いました。

 右脳優位でありますと、空間認識が得意であり、左脳優位でありますと、アナウンサーのような言語を用いる職業が向いているとされています。

 ちなみに、胎児期の男性ホルモンの分泌が高まり、右脳の発達が促進され、空間認識が優れ、しかも、左きで、言語中枢も右脳にあり、天才とされる方々(かたがた)には、芸術的方面では、レオナルド・ダ・ヴィンチ、そして、パブロ・ピカソ、また、科学(物理学)的方面では、アルベルト・アインシュタインが見えますね。

 アルベルト・アインシュタインは、「私が信じているのはスピノザの云(い)う神だ」と言った、とのことであり、つまり宇宙そのものを神として信じていたので御座いますね。その宇宙を、一般相対性理論で表したのですね。ちなみに、スピノザ(Baruch De Spinoza)(オランダの哲学者、神学者)の哲学体系は汎神論(はんしんろん)(全ての存在、概念、そして、法則が神の顕現であり、神性を持つ、あるいは、神そのものであるとする世界観、もしくは、哲学)と考えられています。


 生理学的な右脳・左脳と解剖学的な右脳・左脳とは境(さかい)が違っていて、「イメージ脳」とされる右脳の生理学的な働きは、解剖学的な左脳領域にも及んでいます。

 学部生のときに学んだ際には、人間の脳がコンピューターに勝てるとしたら、生理学的な右脳の「イメージ脳」としての働きとされていました。

 何故(なぜ)なら、コンピューターにとりまして、情報量をビット数で考えますと、生理学的な左脳が司(つかさど)る言語よりも、生理学的な右脳が司(つかさど)るイメージの方(ほう)が遥(はる)かにビット数が沢山(たくさん)必要とされるからで御座います。

 すなわち、人間の脳がイメージ認識、例え(たと)ば、視覚的イメージで申しますと、人の顔を認識する働きは優れているということで御座います。

 但し、最近では、御承知のことであらせられますように、顔認証システムが御座いまして、画像認識において、コンピューターが台頭(たいとう)して来ています。


 父親の影響で、小学生の頃から、将棋を指(さ)し、現在でも新聞の将棋欄を見まして、棋士を応援致しておりますが、コンピューターの進歩が予想以上に速く、御承知のことであらせられますように、既に、棋士を凌駕(りょうが)していると言う方々(かたがた)も見えますね。


 こうなりますと、将来は、情報を基(もと)にする論理はコンピューターが得意とするところで御座いますので、人間にとりまして、コンピューターを凌駕(りょうが)することが出来ると致しますと、直観ということになりますね。


 右脳の生理学的な働きは、解剖学的な左脳領域にも及んでいると言及致しました。この頭頂葉の領域には、高次機能としての「イメージ脳」が御座います。

 一方、意識は、言語中枢とその周辺の左脳で主として取り扱わられ、意識下の世界は主として生理学的な右脳で処理されている、とされています。

 去る10月07日(火)の「日本人の心情」 のブログで、「スイスのカール・グスタフ・ユングによると、潜在意識の下に、民族の集合無意識がある、とのことであります。」と記しました。更に、民族の集合無意識の下に、世界意識、そして、宇宙意識があるとされています。

 これらの両者を纏(まと)めますと、「イメージ脳」としての頭頂葉の領域(身体の中心)には、意識下からのインスピレーション(inspiration)が入ってくるように思われます。このことを、個人的には、親友、そして、男性・大学4回生に、また、団体的には、某・教育関係のボランティアの会議で話しましたら、これらの方々(かたがた)は頷(うなず)いて見えました。


 身体の中心に大切なものが備わっています。東洋医学的な鍼灸の壺(つぼ)も身体の中心に沢山(たくさん)認められています。

 印度(インド)伝統医学であるアーユルヴェーダやヨガ(ヨーガ)でも重要視されている主要な7つの「チャクラ」は中心に備わっています。やはり、大切なものは中心にあるので御座いますね。(^O^)


 ときに、大脳生理学的(最近では、脳科学と言われていますね。)に、言葉で覚えようとしますと、平均的には、まず、3つ位の単語を記銘(きめい)することから始めるのがいいとされています。そして、余力があれば、4つ目を覚えるということで御座います。これは、左脳で行(おこな)いますが、生理学的な右脳で、イメージとして覚えようと致しますと、効率がいいです。

 例(たと)えば、約20年前に思いついて、これ迄、いろいろな人に語って来たことで御座いますが、お花の三大流派を覚えようと致します。

 イメージとして、池があって、小さな原っぱがあって、草が生(は)えていて、月が出ている光景を思い浮かべます。そう致しますと、この一つの光景を想起(そうき)しただけで、池坊流、小原流、そして、草月流のぉ花の三大流派を覚えることが出来ます。

 専門的には、詳しくは、前帯状皮質(ぜんたいじょうひしつ)(英語: Anterior cingulate cortex) (ACC)が関わってきます。

  因(ちな)みに、記憶機能は、「記銘(きめい)」、「保持」、「想起(そうき)(あるいは追想)」の3段階から成り立つとされています。


 ところで、コミュニケーション(communication)には、言葉によるコミュニケーション(verbal communication)と言葉によらない、非言語のコミュニケーション(non-verbal communication)が御座ございます。

 学部生の頃から、N.L.P.(神経言語プログラミング)に触れておりますが、言葉のみのコミュニケーションは、全体のコミュニケーションのわずか7%と、学問的には伝えているところで御座ございます。(よく電話のかってくる男性看護師で、このN.L.P.の勉強会に行っていたかたが見えます。このかたは、N.L.P.のLABプロファイルに関心があるようです。)


 残りのコミュニケーションは、表情、ボディ・ランゲージ(body language)、そして、その人からの全体の雰囲気等とされています。

 電話は話し続けなければなりませんが、声の調子 そして 様子が わかりますね。さらに、直接会えば、相手の全体の雰囲気に触れ、表情もわかり、そして、アイ・コンタクト(eye contact)(視線と視線をわせること)もなされ、話しと話しのがnon-verbal communication(非言語のコミュニケーション)として、とても好ましいことがあるので御座います。

 電話をしていて、沈黙があると こわいと話しているかたが見えました。

 ベルが発明した電話はアナログ電話ですし、普段ふだん 使われている電話の多くはアナログ電話です。一方、1980年代から、デジタル電話が登場しました。デジタル電話では、電気の波形はけいをそのまま送らずに、0と1のデジタル信号しんごうに変えて送ります。デジタル電話ですと、厳密には、生の音声と違ってくるのではないか、との考察が御座ございます。


  政治家のような、多忙な職業人の方々かたがたでも、かつての某・派閥では、「木曜会」といって、時間を作って会うのですね。国会議員の方々かたがたは、直接会うということが大切なことであるということを、経験的に知ってみえるのですね。唯々感謝。(^-^)