No.03/JIGSAW(ジグソー) | The Music Blog D.S.P. for Ameba

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好きな音楽に関する記事を、管理者である私の視点で綴ります。
また、音楽には欠かせない音響機器についても書いていきます。

ジグソーは1966年、イングランドのウエスト・ミッドランズ・コヴェントリーで結成された、ソフト・ロックの第一人者グループです。
デビューは1968年、当初は野性的な強味があるロックを聴かせていましたが、後にポップな方向へ軌道を修正します。
しかしながら、セールスには直結せず、現地のインディーズ・レーベルへの移籍を余儀なくされます。


パーソネル:
デイモン・ダイヤー(vo/ds)
クライブ・スコット(keys/vo)
バリー・バーナード(bs)
トニー・キャンベル(gt)


移籍直後の1975年、「スカイ・ハイ(Sky High)」が空前の大ヒットを記録します。
現地のインディーズ・レコード会社が、当初はヒットを見込んでいなかったようで、プレスを数百枚に抑えていたそうです。
しかし、強烈なインパクトを与えるドラマチックなイントロは、聴く人々のハートを掴み、「スカイ・ハイ」は忽ち世界中に広がり、日本でもオリコンチャートで週間第2位を記録するという結果を残しています。

「スカイ・ハイ」と言えば、恐らく多くの人々がマスク・プロレスラーのミル・マスカラス選手の入場テーマ曲だった事を思い出すはずです。
また、北海道日本ハムファイターズの二岡智宏選手も、読売ジャイアンツ在籍時からこの名曲を使っており、イントロが聴こえてくる度にハートが熱くなります。

「スカイ・ハイ」は、日本では当時のBASFレコードからシングルがリリースされており、当時公開されていた映画『スカイ・ハイ』のサウンドトラックにも収録されています。
また、現在はビクター・エンタテインメントから紙ジャケット仕様のアルバムもリリースされているそうです。
管理者の私は、BASFレコード発売のシングルを数年前に偶然にも入手出来ており、このシングルのサウンドが大変素晴らしく、久しぶりに聴いた瞬間は狂喜乱舞の状態でした。(笑い)
いつかの機会に、ビクター・エンタテインメントがリリースしているCDアルバムも入手したいと思います。
私が得た情報では、当時の音源ディテールをそのままにリマスターも実施されているそうですので、その意味でも新たな「スカイ・ハイ」に出逢えると言えます。
(73819/8690-20003-1/AM730J)