筆者が、父の影響でクラシック音楽を聴き始めたのは、小学校6年の時でした。
そして筆者の「凝り性」が最初に芽生えたのは、中学一年の時。
ブラームスに凝り始めたのです。
交響曲第一番の魅力に打ちのめされたのがきっかけでした。
一気に交響曲、協奏曲、主要なピアノ曲を聞きあさりました。
次がマーラーです。
これも交響曲第一番の新鮮さに中学2年の筆者がハマってしまい、
2年ほどを掛けて、当時レコードが無かった「嘆きの歌」以外のすべての曲を聴きこみました。
そして次がバルトーク。
高校生になって、急に思わせぶりな音楽が疎ましくなったのです。
その衝撃的なキッカケになったのは、弦楽四重奏曲第4番でした。
お次は新ウィーン学派。
シェーンベルク、ベルク、ウェーベルンの3人の事です。
この3人の音楽は後期ロマン派の延長である・・・と示してくれた、
ラサール弦楽四重奏団の5枚組のレコードにハマったのがキッカケでした。
新ウィーン学派の次は、作曲家ではなく「弦楽四重奏」というジャンルに凝りました。
ハイドンを全曲聴くには至りませんでしたが、
主要な作曲家の弦楽四重奏曲を聴きまくりました。
その後は、筆者のライフワークであるモーツァルト収集が始まります。
偽作を含めてCDで集められるすべての音源を網羅しようという暴挙に出ました。
辺境音源(例えば中南米とか東欧)とかのも、海外からの取り寄せで随分集めました。
(但しそういう国のは100%のコレクションではないと思います)
モーツァルトのフォローは今でも続いていますが、
数年前からは、大バッハについても少なくとも2種類で全曲制覇というノルマを課しました。
筆者の凝り性を振り返ると、
その良かったところは、対象になったものをむしゃぶり尽せるところですね。
その対象を変遷させることで、クラシック音楽という大海原を
迷わずに航海できてきたように思います。
さて、次は何に凝ろうかな・・・(笑)
では、また。
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