モーツァルトの隠れた名曲(その4) | めじの音楽日記

めじの音楽日記

クラシック音楽のコンサートの感想などを綴っています。

筆者はクラシック愛好歴40年、年間数十回はコンサートを聴いています。

今回紹介するのは、
「レジナ・チェリK.108」より第3楽章「われらのために祈り給え」です。

レジナ・チェリとは聖母マリアにキリストの復活を祝う音楽の一つです。

モーツァルトはこの時期に同じ趣旨の曲を合わせて3曲作っていて、
3曲ともマリアに捧げる音楽の常として、穏やかさと優しさが曲調をなごませています。

特にこの楽章は、わずか15歳の少年の作とは思えない高みに達しており、
もっと人々に聞かれるべき逸品です。

♪♪♪

オススメのCDは、
エンマ・カークビー(Sop)、ホグウッド指揮エンシェント室内管弦楽団のものです。

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ソプラノのカークビーは過剰なビブラートをかけない古典歌唱法の第一人者です。
天使のような透明な声と神業のような声によるトリルを十分に堪能できます。

では、また。
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