Soundcloudに音源あげました3

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今回Soundcloudにあげたのは私の代表曲のひとつ「Cryptobiosis」です。

Cryptbiosis ライヴ

この音源はフルート 2、ピアノ
1と言う編成で、渋谷の伝承ホールでライヴ録音したものです。
このトラックはアルバム「Crazy Days」に収録されています。
Cryptbiosis

この曲はフルーティスト竹山愛が東京芸大大学院の卒業試験で演奏をする為に委嘱されたものです。

今回のトラックの演奏者はフルートが木ノ脇道元、竹山愛、ピアノが入江一雄
フルート2人はCockroach Eaterのメンバーで、ピアノの入江君は僕が最も信用しているピアニストの一人です。

聴いて頂くとわかると思うのですが、演奏は鬼ムズです。
個人の技術としても大変なものを強いているのですが、加えてテンポチェンジを頻繁に行うのも演奏を困難にする原因の一つです。
フルートは特殊技法のオンパレードですが、別にそれが目的の作品ではありません。
演奏に入り込んでしまって足を踏み鳴らしまくっている道元がお茶目です(笑)

いずれスタジオ録音をしてみたい曲ですが、その時はもっともっと練習をしてもらって、
理想的なCrypt Biosisをとってみたいと思っています。

追記
Cryptbiosisのスコアを公開しました。フリーでダウンロード出来ます。興味のある方は是非。

Cryptbiosisのスコア

例)




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作曲家ナカシマヤスヒロさんの記事に興味を持ちまして私も便乗して同じ様な実験をしてみました。

デジタルEQの良し悪しを「主観的に」比較してみる

一度でもEQを検証してみた方はお分かりになると思うのですが、同じ値にして(周波数帯やQ値etc.)比較してみても、他の要因(トランジェントや位相の問題など)が絡み合う事により、出音があまりにも異なる結果になり果たしてEQの比較検証として成立しているのか疑問、そんな経験をされた方も多いかと思います。

個人的なEQの検証方法は、何らかのEQでそこそこ満足の得られる結果になるまで弄り、その後、他のEQを用いてその音に似せて行く(基本的には数値無視)事によって各々のEQを判断する、という方法論を採用しています。

今回のナカシマヤスヒロさんの方法は単一のEQでミックスを行い、同じ音源でさらに他のEQでも同様にミックスを行い比較すると言うものです。

この方法だとミックス作業を通して各EQの特性が非常に見えてくるのではないか、と思ったのです。
要は最終的に自分好みの音になりさえすれば良いのですから、数値をあわす云々はどうでも良い訳です。
そのかわり、検証対象となるEQを最大限駆使しなければならないので、間接的に使い方考え方にも触れて行けるというのはこちらとしてもとても楽しそうです。

で。実際やってみました。

とんでもない苦行となっておりますwww(現在進行形)

そもそもアナログEQにも手を出したのが根本的な間違いでした(笑)
当初の予定では一度に纏めて記事にしようと思ったのですが、それだと冗談抜きで本が書けるぐらいのボリュームになりそうなので、シリーズ化してみようと思った次第です。
当分ブログの肥やしになりそうだし(笑)


現時点で約10個のEQ検証が終わったのですが(つまり同じ曲を10回もミックスしたwww)現在のところ一番大変だったAD2077をとりあげてみたいと思います。そうです、いきなりアナログEQの登場です。

Avalon designのAD2077は最近ディスコンになってしまったハイエンド・マスタリングEQです。


AD2077



このEQの検証をせずして検証の意味があるのか!(個人調べ)と言う事で、真っ先にこれを選んでやってみました。


それでは苦行の詳細をお読み下さい(笑)


まず。いきなりつまずきましたw

私のAD2077の主な使い方はマスターに挿す事です。マスターに挿した音を聴きながら逆算してプラグインを弄るのですね。
言うまでも無くプラグインの方がはるかに利便性に長けるので、細かい調整はそちらにお任せしているのです。

今回はそれが出来ません。何故ならAD2077を1台しか持っていないからw
いや、正直なところこれには参りました。各パートをAD2077のみで調整しなければなりません。
この時点で私は何故こんな苦行を自ら進んでやっているのか分からなくなっていました(笑)

そこでひとまず、通常マスターに挿す設定の音を思い出して、各トラックを弄る事にしました。

勿論アナログですから、それなりに調整が終わったら録音して行かなければなりません。
そう。EQをかけた各トラックごとにです。
しかしある程度作業が進んでミックスを始めて行くと、当初イコライジングをしたトラックではバランスが取れなくなるのです。プリセット化、及びリコールが出来るプラグインさいこう。

そこで、エスパーモード発動。(別名ただの妄想)
このままミックスを進めて行った時の事を想像し、各パートやバス毎に何パターンものイコライジングを施したトラックを録音してみたのです。それをひたすらチェック&ミックス。

想像してみて下さい。それぞれを差し替え、組み合わせながらのミックス・検証作業です。
もはや苦行をはるかに超越し、賢者モードです。

さらに別の困難もありました。
AD2077はクリック式なので面倒ながらもリコールは出来るし、かなり細かい設定まで追い込む事が出来るのですが、残念ながらローパス、ハイパスがありません。
運良く今回の曲ではローパス(ハイカット)はさほど必要では無くハイシェルフのカットが寧ろズバリはまったのですが、ハイパス(ローカット)は厳しい。
確かにAD2077に通しただけで穏やかにハイ落ちロー落ち感はあるのですが(計測してみると殆ど無いのが不思議)それだけではローをカット出来ない部分が出て来てしまいました。

そこで、ちょっと工夫(ズル?)をしました。
EQでは無い他のプラグインエフェクターのお力をお借り致しましたw
とは言っても、今回のミックス検証ではEQ以外のエフェクターは自由に使えるので各EQのミックス時に於いて使っているプラグインは結構変わりました。

つまり使うEQによって他種のエフェクターにまで影響を与える、と言う事です。
これは今回の検証で非常に為になった事の一つです。
普段は単一のEQで作業することなど殆ど無いので、そのような差異が出にくく気がついていないだけで、
本質的には他のエフェクターにまで影響を及ぼしていた、と言う事になります(少なくとも私にとっては。)

例を上げると、他のプラグインEQを使ってのミックスと比較すると、サチュレーター系のプラグインを挿す数が断然少なかった事が一番の違いです。
AD2077でのミックス時では使う事の無かったサチュレーター系を他のプラグインEQでのミックス時ではガンガン使っているのでハイパスの件とでおあいこと言う感じですかねw

今回はハイパスの代わりに丁度勉強中のInvisivle Limiter G2のDC CUTの部分を使ってみました。
これ、かなり自然にローを削れるので今回のような縛りプレイでなくとも普通に使っています。
このリミッターの多機能ぶりはなかなかのものでして、コンプとしての能力も素晴らしいです。
オーバーサンプリングをかけなければかなり軽いのも魅力です。

他の苦労もありました。トラックを重ねていくとアンプの特性が累加していくので、ピーキーな帯域が出てくるのです。なので、無味無臭のプラグインをスパスパさすようには出来ません。
ここはかなり工夫が必要でした。
本当にAD2077で弄る必要があるところだけをイコライジング、その他は出来るだけフェーダーによる調整にする。
当たり前の事ですがミックスで一番重要なのはフェーダーによる調整なのですが、ついつい疎かになりがちです。今回はアンプを通す副作用を避ける為にフェーダーをかなり緻密に弄りましたが、これは非常に効果が高かったですね。
パワフルなEQを必要なところだけ使う、他はフェーダーによる調整。

一方、トラック毎にAD2077を重ねていくのでノイズは大丈夫か心配しましたが、こちらは全く気になりませんでした。
流石はハイエンドマスタリング機材。伊達ではありません。
因みにいずれ紹介するRED2ではノイズまみれになってしまいました。
今回のミックスではノイズを含んだサチュレーション系プラグインを殆ど噛まさないで済むのでむしろS/N比が優れているかも知れませんw
まぁサチュの方もちゃんと設定すれば良い事なのですが。

最後に音に関しては特にローのキレキレブースト、立体感、スムーズさ何より高級感漂うサウンドは現時点のプラグインEQでは比較になりません。

そんなこんなでミックスをAD2077だけでやってみましたが、結論。


長所:音は最高!想像以上にカッケー!

短所:面倒クサさは想像を絶するレベル。

そういうわけで、ライフワーク以外ではとてもじゃないけど不可能なプロセスでした。
ただし音「だけ」に拘るのであれば最上級の結果は得られました。


以上です(笑)



さて次。

AD2077でのミックスが想像を絶する苦行であったので、次は出来るだけサクサクできそうなものを選んでみました。

FabfilterのPro-Q2です。







実は当ブログの人気記事の一つがPro-Q2の記事なんです。安定してビュー数を稼いでくれています(笑)
つまりそれだけPro-Q2のユーザーが多いのでしょう。

さて今度はこのEQで作業を進めてみました。
まぁなんとサクサクとミックスが進む事でしょう!w
プラグインさいこう(笑)

冗談はさておき、EQに関してはPro-Q2のみの縛りミックス作業を通して感じた事を書いて行きます。
まず、このEQの最も優れた点は視認性の良さと使い易さです。
勿論以前からそれは感じていましたが、Pro-Q2縛りでミックスをしてみてさらに強く感じました。
とにかく直感的にイコライジングが出来るのが素晴らしい。
アナライザーもめちゃくちゃ見やすく使い易いです。
本当はミックス作業をやりたくない作曲指向の強い方なんかには最適です。

音的には少々癖があるものの、Natural PhaseやLinear Phaseなどで音質や利便性を使い分ける事が出来るので、ある程度調整が利きます。
確かにbx-digital v3のように超便利なオマケ機能が付いているわけでも無く、EQuilibriumのように強力なカスタマイズ能力が備わっているわけでもありません。
また最近流行のアナログエミュレート系EQのように有機的な倍音付加をしてくれるわけでもありません。
トランジェント保持能力もこの手のハイエンドデジタル系EQの中では正直高い方でもありません。
しかし、それを考慮に入れてもこの使い易さはミックスに最適なEQの一つであると言えます。

ただし、このEQだけでミックスをすると、ほぼ確実に「Pro-Q2」(と言うかFabfilter)の音がします。
この音が好みか否かで評価は変わる気はします。因みにNatural Phaseで使うと癖は少ないです。

多くのジャンルに対応出来ると思いますが、パッキパキのエレクトロニカやジャキジャキのハイファイなメタルにははっきり言って不向きだと思います。クラシック系は以外とイケます。
アニソン系やメジャー指向のポップスには相当向いていると思います。

使い慣れてるかどうかも大きいとは思うのですが、今までのところ、最も速く作業が完了したのはこのPro-Q2でした。
もうひとつ、これは善し悪しでは無いのですが、あくまでも無味無臭系EQなので、何らかの色付けが必要になってきます。
実際、前述のAD2077だと使うまでもなかった色付け系のプラグインをかなり使いました。
そういう意味ではPro-Q2では足りないアナログ感を出すのには時間がかかりました。
とは言え、それはこういった無味無臭系EQだけで作業をするには宿命と言える事です。

で、結論

長所:とにかく作業効率が素晴らしく、かつ直感的。音が曲に適合するなら常にPro-Q2だけで済ませたいレベル。

短所:ソリッドな音作りには不向き。ただし、アタック感を殺したい時にはむしろ長所に。

以上です。


とりあえず今回は2つだけのご紹介となりましたが、次回はもう少し掲載出来ると思いますw








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いきなりですが、今回の音源をアメブロのサイドバーの下の方に埋め込みました。宜しくお願い致しますw

自分は音楽制作のスタイルと言うかアティテュードをプロジェクトごとに明確にしています。
これは曲がりなりにもプロとして30年作曲に携わって来た現時点での結論です。

その中でアイデンティティの中心となる活動の多くを中川統雄名義及びCockroach Eaterというユニットに求めているのですが、今回はCockroach Eaterの曲を幾つか纏めてメドレーにしてみました。

ところでsoundcloudのProにしてみて改めて認識したのですが、高域から超高域の周波数帯がかなり盛られてしまいますね。
Cockroach Eaterの曲は普遍的な作品、音質を目指しているわけでは無く、一般的な美意識からしてみるとかなり歪な作品が多いのですが、その表現方法の一つとして、気持ちの良いミックスバランスを崩すというアプローチをとることがあります。
結果として、多くの曲の低域、超高域をやりすぎなぐらいブーストしている事があります。
もともとそのようなバランスなので、soundcloudとの相性が非常によろしくない。
ですので、今回の音源はダウンロードを可とさせていただきました。興味のある方はダウンロードしてお聴き下さい。
オリジナルからはダウンコンバートしてありますが、それなりに聴けると思います。

今回の音源で言いますと、一番最初の曲「Paranoid Sinfonia」の冒頭部分を聴いてみて下さい。
耳の痛い「カ・カ・カ・カ・」と言う音です。soundcloud上で聴くのと、ダウンロードして頂いて聴くのとではかなり違う事が確認出来ると思います。

ところで、開始から5秒くらいまでの音、あれは何かと言いますと、私のオリジナル特殊歌唱法の一つ「呪音」と言う声です。
呪音には基本的に飛び道具的なエフェクトをかけてはいません。
というより、実際の呪音を知っている方ならわかると思いますが、リアルではもっとソリッドな爆音が出ます。
ライヴでやりすぎると次の日半身が麻痺状態になるのであまり好んではやりません。
あの音を最高の音でレコーディングしてみたいんですが、私の腕ではデータにおさめきれないんですよね。
どなたか腕自慢のレコーディングエンジニアの方、お力をかしていただけないでしょうか?
是非ご連絡お待ちしております(笑)
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Invisible Limiter G2

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今でも最も使用頻度が高いLimiterであるA.O.M.のInvisible Limiterの第二世代「Invisible Limiter G2」がリリースされました。



このInvisible Limiter G2に関してはbeta版からテストプレイに参加させていただいたので、技術的な事をあらかじめ知らされており、従って動作などについて細かく書く事は控えたいと思います。
しかしわざわざブログを読んで下さる方の為に、出来るだけ正直に使用感を書きます。

最初のbeta1が届いて使用した時のファーストインプレッションは「第一世代とは全く別のリミッターだな」でした。

G2は天井がとても高い印象で、リミッターで叩かれた印象が極めて少ないのです。
柔らかいといえばそうかもしれませんが、とにかく天井が高く、透明な色付けを感じます。

初代の方はカチッとしてアタック感を非常に感じられる硬派(生硬とは異なる)なサウンドが非常に気に入っているのですが、G2を使って比較してみると初代の方がやや濁って感じます。
ただこれはこれで密度感が高く気持ち良いので自分は使い分けていますね。
オーバーサンプリング時のローパスフィルターの性能が上がったからなのでしょうか。

自分は日頃から「リミッターはうまく色をつけてナンボ」と思っています。
リミッターをかけて音圧を上げる行為は鮮度の観点からみると妥協以外の何者でもありません。
であれば、うまく色付けして音楽に活かすのが粋と言うものでしょう。

今回のG2の売りは基本的な能力が高いだけではなく、多彩な色付けが可能である事だと感じています。
BIASを押した時のアナログ感は個人的にお勧め出来ます。
ソフトニーの数値を高めるとコンプのような挙動になりさらにアナログっぽくなります。
100%にすると常時リダクションがかかります。アタックが叩かれるというより「徐々にブレーキをかけた感じ」がします。
ピアノをメインで使う方には非常に強い見方になるはずです。

またチャンネルリンクの効果も面白いです。100%で完全にリンクし0%で独立するわけですが、
0%にすると左右に狭い音源は広く、広いものは狭くなる傾向が強いです。
音場の広さをキープしたい時は100%です。

オススメの使い方はいくつもあるのですが、代表的なものを書いておきます。

1:ThroughモードでCeilingを-2dBあたりに設定
マニュアルのアタックタイムを少し遅めにして、強いピークを適宜に止めつつ少し逃がす
こうすることによってアタックの潰れ感を薄めます。

2:後段にマスタリングクラスのEQで色付け。私の場合はここでAD2077を挟みますが、お気に入りのEQで大丈夫です。

3:最後にブリックウォールリミッターでしっかり止める。

コツは最終段で音圧を稼ぐのでは無く1のプロセスで済ませておく事。最終段のブリックウォールはあくまでもピークを止める為の保険にしておく事。
そうすると出来るだけ音圧を稼ぎながらもリミッターで潰れた感じが殆どしないのです。
要は2段目EQのアナログサウンドを最大限活かしながらも今の高音圧に耐えうる音源を作る設定です。
故に高品位のEQが欲しいところでもありますが、リミッターを選ぶ事も勿論大変重要です。
現時点では1段目をInvisible G2、2段目を初代というルーティングが一番のオススメです。

ついでに1段目の前にDMG AudioのLimitlessで調整しておく事も推奨しておきたいと思いますwww

サチュレーター

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最近Skypeを通しての生徒さんが思いのほか多くなってきました。
地方だと教わりたくてもなかなかその機会に恵まれないようなのですが、Skypeですと関係ないですからね。

こちらにもメリットがあって、私は移動が極めて多いのですが、Skypeによるレッスンだとかなりフレキシブルに予定を組めるんです。有り難い世の中です。

ところで、生徒さんやアマチュアの方のサウンドを聴くと色々感じる事があるのですが、その一つ、(広義に解釈するところの)サチュレーターをうまく使ったらもっとうまく馴染んで垢抜けたサウンドになるのになぁと思う事がしばしばです。


さて、そのサチュレーター、最近の流行のサウンドに必要不可欠なツールとして広く認識されつつあると思います。
人間は線形的なサウンドを不自然・不快に感じる事が多いので、どのようにして非線形的要素を加味させていくのかというのは重要な課題の一つです。
かつては録音の段階でアンプやトランスを通ったり、テープに録ったりしていたので意図せずとも非線形的要素が加わっていてそれがぬくもりや暖かさ、ナチュラルな音像に繋がっていました。(その分ノイズの問題がありましたが。)
いまは手っ取り早い非線形的アプローチを取り入れる手段として、プラグインサチュレーターの導入がその解決の一つになっているのは間違いありません。

プラグインはこの非線形的な振る舞いが大の苦手です。プログラムも大変でしょうし、質を求めると負荷も劇的に高くなってしまいます。
私個人の見解としては「実機EQはトーンコントロールが出来るサチュレーター」と言う認識を持っているぐらい(質の良い)サチュレーションと言うのは重要、そしてプラグインでは難しいものです。
そうサチュレーションこそが実機最後の砦といって良いぐらいです。

それでも最近はプラグインにも優れたサチュレーターが幾つかリリースされていて私も色々使い分けています。
クラシックのようにまさしく「生」と言う印象が重要な音楽だとやはりプラグインは不自然になるので僕はAD2077を使って仕上げますが、そのような音楽でなければ十分耐えうるプラグインサチュレーターは結構リリースされています。
オススメと言うかわたしが良く使っているのは以下のようなものです。

LVC-Audio 「HotPhuzz」
Slate Digital 「 VTM」
u-he 「Satin」
Vertigo Sound 「VSM-3」


HotPhuzzはとにかく安い($29.95)のとプリセットを適当に選んで行くだけでかなり傾向の違うサチュレーションを得られるので、音作りに便利。そう、万能コンプ「Presswerk」的な感じかな。

VTMは独特のパンチーさが個性的で嵌る人は嵌ると思います。実機に似てるというより、アナログの新解釈という趣で、実機を良く使う自分的には非常に親和性が高い印象があります。

Satinは個人的には最右翼のサチューレーターかもしれません。ただし細かく弄ると深みにはまります。特に欠点は見当たりません。

VSM-3は抜け感を演出したい時に特に役立ちます。これは他のサチュレーターには難しいです。ただ使う頻度は上記3つよりは少なめです。


一度デモられては如何でしょうか?一つも持っていない方ならとりあえずHotPhuzzが個人的にはオススメしたいです。(安いし)