家選び最新トレンド2016なる東京FMのセミナーが当選した。

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わたしが毎日目覚まし時計に、朝のうごきの基準になっている、クロノスという番組のイベント。
朝テレビをつけている人も同じだろうけど、朝の番組ほど、コンパクトなプログラムが正確な時間で組み込まれていて、時計を見なくても身支度が整い、朝ごはんを食べ、お弁当を作って、出かけることができる。
とくにラジオは、視界に入らない分、何をしながらでも聴ける、すばらしき道具よのぉ。

さて、このセミナー、テーマからすると、東京に家買う? ってことなんだけど。
うん、わたしはたぶん、買わない。
でも賃貸はあと何回か引っ越すと思う。
そんな時のために、非常に興味深く面白いテーマだった。

わたしがクロノスという番組が好きなのは、月〜木の中西さんのアホってくらい前向きなところと、金の速水さんのインテリなところ。
(プラスどっちにも、鋭いつっこみを笑いながらごいごい刺していく高橋万理恵ちゃんの存在。)

今日の解説を担当した速水さんがラジオ以上に全開だった。
規模も知名度も月とスッポンレベルだけれど、ライターの仕事をしている者として、もう、ごめんなさい! って言わなければならないくらい、速水さんはなんでも知っている。

知ることは、探究心の後についてくるもので、知識は、ヒアリングや調査に自分の感覚をこねこね混ぜたものなんだなぁ。

速水さん曰く、家を選ぶ時、間取り・築年数。路線・駅からの徒歩といった物件の条件とか通勤ルートとかで選ぶのは「昭和的」な選び方で、今は、「好きな街、気に入った場所」に住むのが成功だそうだ。
これ、ものすごく納得。

わたしは今好きな街に住んでいるから幸せだもの。
間取りはほんの1kだし、築だってわたしくらい年取っているし、23区内じゃないし…なんだけど、住みたい街No.1のモテモテの吉祥寺に住んでいた頃から、一駅となりの今住んでいる地域を狙っていた。
今年の1月に、駅前の不動産屋さんに飛び込んで(ハモニカ横丁で生ビールひっかけて気持ちも大きくなっていた状態で)、この物件を見せてもらって即決したくらいだ。
「ほかは見なくてもいい?」
という不動産やさんにも二つ返事で「結構です」と、ノーと言える日本人、決断する女になっていたわけです(ビールのせいではいよ)。

ほら、納得。
ここは、商業施設、商店街、繁華街からは少し離れて、公園に寄り添うようにくっついている住宅街なんだけど、キラキラの場所からの距離感がステキな街だと思っている。
わたし自身が、キラキラから少し離れた人間だからかもしれない。

311以降、新宿渋谷池袋といった都市の繁華街より、地元の居酒屋で飲む人が増えたとのこと。
何があってもすぐ家に帰れる。
地元の人と友達になれるから何かあったとき協力できる。
強く意識していなくても、そんな意識が潜在しているのかもしれない。

わたしも家のそばの赤ちょうちんにだいぶお世話になっている。
近所に知り合いもできた。
ここに引っ越してきてよかったとあらためて実感した日となりました。

土砂降りの中出かけてよかったわ。

さ、明日もクロノスを聴こう!
なんて、気合を入れなくても壊れかけていないレディオが6時になると勝手にスイッチ入るんだけど。

クロノス!

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