1年に1度の苦行

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飲んできました。

という表現は違うな。

突っ込まれてきました。胃カメラを。

本日は毎年恒例の健康診断。オプションつけて大枚を支払う日です。

 

予防医学がどんだけ大事かは、去年の手術でよくわかりましたので。

今年は、通常の検診に、マンモグラフィとピロリ菌検査をお付けいただきました。

飲むヨーグルト以外の白いものは飲まないので、バリウムは失礼して胃カメラに。

胃カメラは何度やっても緊張感が半端ないので、リラックスする本を携えて。今日は、読むのは2回目だけど、大好きな「旅屋おかえり(原田マハ)」を道連れに。

 

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わたしが行く病院は、麻酔でちょっと眠くなって何だかよくわからないうちにするする入れられてぐりぐりするような、あの手のタイプではなく、真っ向勝負。

喉の麻酔をかけて、よーし、どりゃー! っしゃー! と意識もはっきりカメラとおえおえが相対するタイプです。

それでも最新式で、サイズが普通より細いらしく、三菱の鉛筆くらいのものを喉から食道、胃から十二指腸にくねくね差し込んでいくような感じ。

 

いやいやそれでも三菱鉛筆はきついですわ。

昔刑務所で死刑囚が鉛筆を飲み込んだとかの映像を見たことがあったけど、やっぱり死刑囚くらいになると肝が据わるんですかね。

こちとら犯罪履歴証明書が真っ白なので、長いものはラーメン程度しか飲めませんので、あしからず。

 

この度も無事におえ。あ、終え。

 

センセイが三菱鉛筆を操りながら、「胃がんのほとんどはピロリ菌が原因なんですよ。ピロリ菌は子どものころにありなしが決まり、それが2歳くらいなんですね。ない人は、一生胃がんにならないといっても過言ではありません。その代わり、ある人は、かなりの確率で胃がんになりますねぇ」とピロリ解説。

解説されたので、優等生体質のわたしはときどき、うん、うんとうなづいてしまい、そのたびに三菱鉛筆がずれて、おえおえと。

介助の方に「うなづかなくていいですよー」と言われ。それなら解説するなよ、と思ってしまったり。

しかし解説を聞いて、今回、オプションでピロリ菌検査つけておいてよかったー、と思った次第であります。

 

苦しいことを乗り越えるといいことがあるといいますから。

今日はこれからいいことがあります。

いいことといえば、なんとなく開運感を醸していたので、バルセロナ空港で見たわたしの初日の出をデスクに持ってきました。1年健康でよき仕事ができますよう、よろしく頼みます。

 

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あ、昼休みが終わる。

おとがよろしいようで。

 

 

 

 

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バルセロナの書店を巡る

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大晦日の話です。5泊7日のバルセロナ旅行も、6日目となった大晦日。

最初の5日間は、とにかく行きたいところと見たいところを周りきり、安心したところで、ここからは趣味の世界(これまでも十分趣味でしたけど?)に突入。

 

ひとつの場所に十分な時間がもてる旅では、2つ楽しみがあります。

ひとつは、同じバーやカフェに通って、お店の人とおしゃべりする。そして、常連気分と住んでいる気分を感じて楽しむということ。

もうひとつは、図書館や書店に行くこと。

この2つを楽しむことを目的にする場合、1週間程度の旅の場合は、1都市限定で旅程を組むことに限ります!

 

バルセロナの地下鉄やカフェで、地元の人っぽい人が本を読んでいる姿を結構見かけました。文庫なんてないからいわゆるペーパーバッグやハードカバーものもよく見ました。もちろんスマートフォン見てる人もいますが、日本みたいに歩きながらはほとんどいません。ここは好感度高し!

 

さて、バルセロナには人気の本屋さんがいくつかあるようで、ピックアップして巡ってみました。(前年ながら大晦日ということでお休みのところもありましたが。)

 

わたしのステイ先から、歩いてすぐのところに、Casa de Libreという大型書店がありました。東京だと丸善書店とか紀伊国屋とかそんな感じの。

じつはこの旅で買いたいと思っていた本が2つあって、ひとつは、英語スペイン語の辞書(これは日本ではほとんど手に入らない)。そしてもうひとつは、知っている絵本のスペイン語版。そのために、カバンに余裕をもたせてやって来たのだ。(結果的には、隙間は本ではなくもれなくビールや食べ物で埋まって帰ることになったのだけれど……。)

 

Casa de Libreはお客さんも多いけど、スタッフの数も多く、スタッフもみんな立っていたり店内を歩き回っているので、なんでも気楽に聞ける雰囲気。持論ですが、スタッフが座っている書店は緊張するし、居づらい。

ここは、カテゴリーがきっちり分けられていて、わたしが呼ばれていない、経済とか科学とかそういった分野までしっかりと棚が作られている、さすが丸善!

それから、MANGAってコーナーがあって、日本の漫画がたくさんありました。すげーよ、日本! 日本ではほとんど漫画読まないのに、「名探偵コナン」とか「DESTH NOTE」とか思わず立ち読んでしまいました(正確にはスペイン語でほとんど読めないので立ち見たってところですが)。

 

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子どもの絵本コーナーもひどく充実。娘さんか息子さん(推定5歳)にプレゼントを選んであげているだろうおっちゃん(といっても同じくらいの年齢と思われる)と、あっと何度も手に取る本をかぶりながら(高校の図書館のように恋は生まれない)迷いに迷ったー。相手は5歳に、こちらはアラフォーに、絵本を選んでいるのです。

 

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結局、これを選びました。

 

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ポイントは、この話がものすごく好きなのと、文字がほとんどないこと。これならスペイン語でも読める。

 

大満足の15ユーロ。

 

で、2軒目は、Laie。ここもステイ先からすぐ近くにあり、カフェとレストランも併設していて、ブックカフェのような様子もあります。レジカウンターも、インフォメーションコーナーも、スタッフは座っているので、ちょっと緊張。Casa de Libreよりもおしゃれ目線で、青山ブックセンターやLIBROみたいな感じ。

 

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ここでは発見、辞書コーナー。バルセロナはカタルーニャ語がメインなので、カタルーニャ対外国語という辞書がほとんど。カタルーニャ語日本語辞書までありました。そういえば、看板や美術館の解説も、カタルーニャ語とスペイン語両方が併記されています。

そしてついに見つけた、スペイン語(カタルーニャ語ではなくラテンスペイン語、私たちが日本で習うスペイン語)英語辞書。

 

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バルセロナは観光地だから、お店や観光施設ではみなさん英語を話します。わたしも習いたてのスペイン語2:英語8くらいの割合で話していて、しまいにはぐっちゃぐちゃに混ざって、わけわからん語話してました。でも日本語ってやっぱり特殊だから混ざることはなく、スペイン語の勉強も英語で考えた方がもっと上達するんじゃないかなぁと思いました。すごい嬉しいもの見つけた。

 

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大満足の12.5ユーロ。

 

カサバトリョとピカソ美術館でも本(子ども用)を1冊ずつ購入していて、じつはどちらもLaieの支店。なので、今回このお店では合計3冊購入しました。貢献日本人。

 

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せっかくだから、カフェも寄りました。レジのお姉さん、かたくなにスペイン語。結局、Cafe solo(ブラックコーヒーのこと)しか言えず、また、にっがいエスプレッソを飲む羽目になってしまいました。本当は、ボカディージョなんかもかじりたかったんだけど、中身聞いたりできなくて。はぁ。

 

3軒目は、Altair。正直、ここが一番面白かった。バルセロナの建物の特徴は、日本の町やのように間口が狭くて奥に続いていること。Altairに一歩足を踏み入れたらワンダーワールド。わーって、絶対声出してたよ、わたし。旅行専門書店なので、壁にはいろんな種類の世界地図、本棚は、ヨーロッパ、アジア、アフリカとか地域に分かれていて、各国の本や地図が満載。この店ひとつでスバラ式世界旅行が叶います! 一瞬バルセロナにいることを忘れてしまいました。

 

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バルセロナの人々は、旅に行く前にここに立ち寄って行き先を決めたりするそうです。それからこの書店が、雑誌の出版もやっているようで、その雑誌の束にリボンをかけてプレゼントが用意されていたり、いちいちステキ。

 

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何も買わなかったけど、かなりの時間、ここに滞在していたと思います、わたし。いやぁ、萌えた。旅や地図が好きなひとにはオススメです! 文字読めなくったって関係ないね。

 

4軒目は、La Central。本当はラバル地区というところの店舗が中世に作られた礼拝堂を利用しているのでそこに行きたかったんだけど、ぐるんぐるん回って見つけられなかったという迷子。あきらめて、得意のガリシア通りから近い店舗に行きました。

それほど大きい書店ではなく、各駅に1軒ある本屋さん(銘柄問わず)のようでした。迷子ショックでさらっとしか見ておらず。

 

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5軒目は、Fnac。カタルーニャ広場からすぐのデパートみたいなところ。本だけではなく、DVDや雑貨、おもちゃなどもたくさん売っていて、巨大なTSUTAYAのような感じ。ぐっとくるものはなく、こちらもさらっと。

 

もう1軒、Happy Booksということろが、文具や雑貨が面白いと聞いていたので、行きたかったのだけれど、大晦日は早々に閉店でした。残念。

あと、図書館としては、「世界で最も美しい図書館」のひとつと言われているものが、バルセロナにはありまして。ぜひとも行ってみたかったのですが、こちらもお休み。

その図書館は、ポンペウ・ファブラ大学の図書館。大晦日だから、さすがに大学もお休みですよね。こちらは、かなり昔の貯水槽を利用した図書館で、大空間がアーチの天井になっていて、写真を見ただけでもため息がでます。いつかチャレンジしたいなと思いました。

ってことは、また来ないとです、バルセロナ。

 

途中1度、終わってからもう1度、ピンチョスのバルに行って、ビールやらスパークリングやらワインをかまして、買った本をうふふふふとか眺めたりして、とても充実した1日となりました。

 

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あんだけブランドショップが立ち並ぶ地区にステイして、そういえば、洋服とかバッグとか靴とか、一切見なかったな、バルセロナで。

唯一のショッピングが書店って、、、日本にいるときと変わらない自分。

 

年が明けたら朝7:00にはカタルーニャ広場から空港行きのバスに乗らないといけないので、実質、大晦日がわたしのバルセロナひとり旅の締めくくりとなりました。

終わり良ければすべて良しといいますが、2016年をこうして終えることができることに、こころから歓びを感じました。

芸術→バル→美術→バル→書店→バル、みたいなことしかしていませんが、自分が何を好きなのか、よく知ることができるすばらしい旅となりました。

 

本当に名残惜しい旅でした。

 

2016ありがとうございました。

 

 

 

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今日は街を離れて山の方へ。
モンセラットまで出かけました。単独行ってほとんどいないんですね、ちょっと寂しかった。

さて、昨日、インフォメーションセンターで、カタルーニャ鉄道とロープウェイとケーブルカーの往復券を買って備えていましたが、夜中に目が覚めて予習したサイトに、ロープウェイは100年の歴史と書いてあり、ちょっとびびって、今朝またインフォメーションセンターに行き、登山鉄道に変更してもらいました。だって100年もので宙を渡るのなが、ちょっと……

よし! これでオッケー。勇んで、リュック背負って9:36発のカタルーニャ鉄道に乗りに。

事件1: ホームがない……
カタルーニャ鉄道に乗る駅を、すっかりカタルーニャ駅だと思い込んで、探しても乗るべきプラットフォームが見つからず、大汗かいて、駅員さんに聞いたら、そもそもカタルーニャではなくエスパーニャ駅だったという。
4駅地下鉄で移動になり、1時間に1本の鉄道に間に合うか、焦ったー!
駅員さん、わたしが慌てた外人だからって、地下鉄の改札まで連れて行ってくれて、路線図まで解説してくれた。やさしかった。アホでごめん。

無事に鉄道に乗れて、座席もかろうじて確保できて、登山鉄道にも乗り換えられて、モンセラットに到着!
にゅるっと生えたみたいな奇岩。これはすごい! 感嘆した。まわりの人々インザワールドたちも、それぞれの母国語で感嘆してる様子。

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ずっと見ていても飽きない景色。しかし、もっと上があるというので、今度は信じられないくらい急勾配のケーブルカーに乗ることに。

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たどり着いた見晴らしに、また、感嘆。

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遠くに見える見晴らし台みたいなところ、あそこまで歩くことに。看板によると15分らしい。本当か?

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15分後、気持ちよかー!

今回は、こいつも連れてきました。

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相当気持ちがいいらしい。

都会はスリがいるので、万が一こいつがスリにあったら大変だ! 誘拐だ! と思って部屋で留守番させてたけれど、はるばる日本から連れてきたので、いい景色を見せておこうかと。
そもそもスリにしたってスってみたら、尻尾が割れて手ぬぐいかぶったねこで、後悔するだろうけど。

気持ちよすぎて、絶景に気分のりのりで、下りはスキップの勢いで、ケーブルカー乗り場へ。

事件2: 切符紛失……
下りに乗ろうとしたら切符がない。ポケットもリュックにもない。がーーーーん。気持ちよさに調子に乗って、ねこまたと戯れてる間に、あの展望台までの道のりのどこかで落としたに違いない。
ヤバいぞ、これは。
ケーブルカーどころか、登山鉄道の帰りの分と、バルセロナのエスパーニャ駅までの切符も同じ1枚なのだから。
ケーブルカーの係りの兄さんに、「切符なくしました」と申告。「わたしと一緒に下って、降りたら払ってください」と通してくれた。兄さんは切符も切るけど運転手だった。
終点で、「いくらですか?」と聞いてみたら、「このままどうぞ」と笑顔で通してくれました。無賃乗車! わたし、よほど情けない顔してたんだなぁ。さらに「帰りの切符も一緒なら駅の人に相談してみるといいよ」と。兄さん、やさしい。

駅の帰りのおっちゃんにも、事情を話すと、「ちょっと待ってろ」と、わたしが切符を買ったときもらったインフォメーションセンターのレシートの裏に、「この人切符なくしました」と書いてスタンプをどん! 「これで帰りなさい」と。え? いいの? JRなら「お支払いください」と無表情で言われるけども……。おっちゃん、やさしい。

ともかく、わたしがよほどしょうもない顔していたであろうおかげで、切符をなくしたにもかかわらず、無事に戻って来られてるのでした。

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うっかり旅もあと2日。
もう観光は堪能した。
うっかりもしまくった。
明日は、大好きな書店巡りを怠りなく、やります。
Hasta mañana.





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いいセルベサ

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今日はのんびりでいて忙しい1日でした。
と締めくくりつつ、まだ夜の7:00。
濃かった、人間模様。

チケット売り切れますよ脅しで、夜中に目覚めた勢いで朝9:00に予約してしたピカソ美術館。
単純なはずの駅から迷いまくり、何度か、この、勉強したてのスペイン語を駆使して、道を聞く。
わたしがステイしているザギン系の街と違い、ピカソ美術館のある旧市街は、英語なんて話さないからねー、おっちゃんたち。勉強の実践のしがいがあるってもんよ。

滑り込みで、美術館にたどり着いたけど、古い町並みに馴染み過ぎてて列がなかったら気づかないところでしたわ。

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で、ピカソ美術館は、筆舌に尽くしがたい素晴らしい場所でした。が、良し悪しを語れる立場ではないので、割愛します。カッツアイ! すべて見て回るのに相当の時間を要しました。またしつこく、スペイン語の解説をわかりもしないのに読んでみたりして。

見終わって、いったん宿に荷物を置きに帰ったら。フェイスブックにメッセージが。
「ピカソ美術館で朝並んでいたとき、後ろにいたの豆さんですよね? 前にいたのわたしです。」と。
わ〜〜。世界一周セミナーで知り合った某女子が、バルセロナで!!! 確かにわたしの前に日本人の美しい女性がいた。まさか、知り合いとは思わないでしょ。しかも、わたしの後ろも日本人。とてもよく話す方で、話に引き込まれていたから前もろくに見ず。
こんな偶然あるんですねぇ。

それから今日は今回のメインイベントともいえるサグラダファミリアに行った。
もれなく筆舌に尽くしがたいですが、それは、スペイン滞在ブログで適切な文章を書いている方々のものをご参照ください。
去年「サグラダファミリア」というドキュメンタリー映画を恵比寿ガーデンシネマで見て、あ〜、本物を見たいなぁ、と念じたところ、1年で叶いました。念じるのは呪うのと同じくらい重要!

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わたしが滞在している宿は、どこにい 行くのも便利なので、サグラダファミリアからも1度帰り、荷物を置いて、昼寝兼一休み。あわてなーい、あわてない。

ランチを抜いたもんだから、16:00くらいから、かましました、バル。
今日は、かねてからチャレンジしたかった、バルセロナで超人気のバル。変な時間に行かないと座れないっていうから、変な時間に行ったのに、ちょっと並んだ。

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カウンターが空いて、同時に座ったお隣さんは、わたしと一緒で、バルセロナは初めての個人旅行者。
これまた偶然なので、あたかも一緒に来た客のようにおしゃべりして飲んでタパスをシェアしたりした。
こんな出会いもあるもんですねぇ。

香港出身シカゴ在住のその人とは、それからちょっとぶらぶら歩いて意見交換して別れましたが、楽しいひとときでした。
スペイン語を浴びるために来た旅行ですが、自分の見聞を広め、人を繋ぐのは、やっぱり英語の勉強なんだよなぁ。英語の勉強もおこたりなく、ですわ。

宿に戻れば、同宿の人々が思い思いに飲んだりご飯作ったりしてカオスだし。
昨日が、無機物の日なら、今日は有機的な1日でした。

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旅は人。
人は思い出。
今日は合計何杯か、いいセルベサを飲んでいます。今日も今日とてビールがうまい。ありがとう。

明日は、この旅で唯一バルセロナを離れます。
Hasta mañana.


そして、もりもりじゃない、頭

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旅先では、水に悩まされます。
飲む方ではなく、洗う方。とりわけ、髪の毛。

毛量大き、悩める乙女←そう言わせてください!、なわたしは、日本から持参したシャンプーを使っても、旅先でごわごわ頭。
ドライヤーかければ、円盤のような髪を乗せて過ごす始末。

ヨーロッパはもれなく。アジアでも、わたしの髪の毛が円盤化しない国はなかった。

しかれども、スペイン!
いや、バルセロナしか来ていないから、バルセロナ!
髪がまったくごわつかず。むしろ、艶めいている気がする。
なんたる!

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わたしは、髪が円盤化しない土地でしか住めないから日本から出られないと思っていたけど、ここはいける気がする。
体調もよし!

水に感激。
今日は、ピカソ美術館とサグラダファミリア〜。
どっちもちゃんと予約してますけ。
さて、朝ごはんだ!

ひとり旅だし、のんびり、ゆったり、一都市を、暮らすように旅しよう。
なんて、気持ちでやって来たバルセロナ。
観光1日目、よくばり過ぎました。だってもりもり素敵なんだもの。
予定ノートでは、午前のんびりぐだぐだして、五語から近場のカサバトリョとカサミラを見よう、ということになっとりましたが。
しかし朝は4:00に目覚めるわ←時差ぼけ、朝から青空で外出たくてむずむずするわで、とりいそぎ、宿にあったパソコンから朝9:30にカサバトリョ、昼12:30にカサミラの予約をした。
「時間もったいないよ、並ぶと」的な貼り紙がしてあって、かろうじて、このスペイン語は理解できたので、予約してみたのだけれど、大正解。
行ってみれば現場はだいぶ列。予約しなければ結構コケッコー並んだはず。このときばかりは、貼り紙やら看板、レシートに至るまでスペイン語なら何でも読みたい無料で勉強します衝動が奏功した。

これでも世界遺産検定1級のわたしの下調べ←飛行機の経由場所を知らなかったくらいほとんどしてないけど、によると、ガウディの作品でいちばん見たかったのは、カサバトリョ。それが、宿からすぐなので、喜び勇んで出かけた甲斐あり、本当にステキだった。こんなにもくねくねした空間で住んだら、人も丸くなるってもんさ。

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全部を曲線で作るって、どゆこと? ガウディは自然にあるもので学んだそうだけど、確かに、蛇の骨、とうもろこし、蜂の巣、蓮、きのこ、いろいろヒントがあるみたい。

カサミラの予約まで時間があったので、当然かましました。
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セルベサコンリモン。昼から飲んでよいのだ、休日だから、はっはっはー。

で、満を持して挑んだサカミラは、もう、もう、もーう、ひゃー! ですよ。

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こちらのくねくねも骨抜きにされます。美し過ぎて。
屋上なんて、どこか別の国に来てしまった←あ、スペイン以外ってことね、感覚になり、いつまでもいたくなってしまいました。
あまりにもその場をぐるぐるしてるので、知らない人が写真を撮ってくれました、ありがとうおひげさん。
ガウディにかかってしまえば、通気口も煙突と、ただの筒では済まされない。建築のことは、全然知らないんだけど、萌えっぱなしでした。そして、異常なのどの渇き。鼻息荒くはぁー、はぁー、言ってたのかも。

とにかく優秀に観光をこなしてしまったので、一度宿に帰り、カタチばかしだらだらして、ポテチなんかぼりぼりしてみて、地下鉄に乗ってミロ美術館までこなしてしまいました。
1号線は丸ノ内線気分。赤いからだけど。

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途中、1992年のバルセロナオリンピックの会場だったところを散歩。自分の記憶の中に1992年がない。わたし、その頃何してたんだろ?

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さぁミロ。ミロは、かわいい。この上なく。

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12ユーロ元を取る以上に楽しみ、あっという間に外は薄暗く。
となったら、この時間でげすよ。

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このあと、イカのフライまで頼んで食べきれず、テイクアウトにしてもらいました。
日本ならノーかもしれないけれど、こっちは大抵大丈夫。あとで、昼に一旦帰るとき買っといた缶ビール飲みながら、部屋でやり直すんだもん。
会計で、チップ的なものをどうしたらいいのかわからないので、つり銭全部おいてきました。テイクアウトありがとう代込みってことで。

立ち寄る先々で趣味のポストカードを大量買い、郵便局に行ってみたかったから勢いで切手も10枚買ったもんだから、今夜は部屋でポストカード書きですかね。10名様、有無を言わさず届きますんで、お受け取りください。

それでは、本日はこの辺で。
Hasta mañana.

いざ、バルセロナ

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スペイン語をちょっとずつ勉強はじめて1年が経過。
カタコトどころか、カタッ……コトッ…ポトッあ、落ちた。

スペイン語圏に行ったこともないのに、こんなではダメだ。
ということで、スペインに行ってみることに。スペインでなくとも、中米でも南米でもよかったんですが、いちばん手軽だったのがバルセロナ。しかも、ANAの航空券が格安で買えたときたもんだ。

世界遺産のガウディ建築やら、ピカソをはじめとした有名な方々の美術館やら、バルセロナにはいいものがたんまりとありそうで。
ひとり旅も味気ないので、ねこまたを道連れに。

ひとりと一匹で、バモス!

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バルセロナはカタルーニャ語だからきっと聞き取れませんよ、とは、言わないでね! 元も子もない。
では、行ってきますー。

涙の昼休みと箱根ロス

テーマ:

いやぁ、泣いた。泣けた。涙止まらなかった。

堂場瞬一「チームⅡ」が佳境で、もうこみあげてくるものが(昼に食べたガパオライスではなく)。

2,3年位前に、「チーム」を読んで泣いた。箱根駅伝の学連選抜の話。

いまはもうなくなってしまって、参考タイムにしかならない学生連合になっているが、「チームⅡ」は「チーム」から7年後の話で、学生連合も出てくる。

 

 

毎年、箱根駅伝は見ている。テレビの中継で。

関東だけの大会だし、山を登り走ったりしてちょっと変わったレースだし、マスコミの演出感が半端ないけれど、いつも思いもよらない出来事に感動したり、悲しくなったりしている。

繰り上げスタートで襷がつながらないときなど、嗚咽ものだ。

 

4年前の年末年始は日本にいなかったので、箱根ロス。

三浦しをんの「風が強く吹いている」という駅伝小説を読んで、オークランド空港で泣いていた。

今年も久しぶりに年末年始は国外の予定なので、早くも心配な箱根ロス。

「チームⅡ」をそこまで引っ張ればよかったと後悔。

 

どれか、ほかに、箱根駅伝小説ありませんかねぇ。

 

 

 

ロアルド・ダールが好きです

テーマ:

小説は99%日本の作家のものを読みます。

日本の文学が纏う、もんやり感が好きだから。

日本語独特の行間を読め! 読むんだジョー! 的なところが馴染むんですよねぇ、しっくり。

 

しかしこと児童文学においては、海外物も好みます。

とくに、ロアルド・ダール。

 

毎週聴いている東京FMの「メロディアスライブラリー」。作家の小川洋子さんが毎週1冊本を紹介するラジオ番組がありまして、今日は、ロアルド・ダールのFantastick Mr. Foxでした。

これ、極めて好きなんです。

ラジオでも言っていましたが、家族のあり方、あるべく姿を、きつねに教えられる、そんなストーリー仕立てになっています。

お母さんきつねがお父さんきつねを褒めるんですよね、子どもたちの前で。そうなれば子どもたちは自然にお父さんを尊敬しますよね。

 

「お父さんのパンツとあたしの服は一緒に洗わないでよね!」

「うるさい! くさいんだよ、オヤジ!」

ってなるのは、家庭での母親の旦那に対する振る舞いにあるような気がします。

あ、結婚していないし、子どもいないけど。

わたしは、異常なほど父親が好きです。方言のきっつい田舎のじっさまだけど、いまでもかっこいいと思っています。

それはたぶん、母が何十年も「お父さんはいい男だ」「お父さんはやさしい」「お父さんみたいな人はいない」と褒めちぎってきたから。

わたしの思考に染み込んでいるんですね、うちの父親はいい男だ、と(笑)。洗脳じゃないか!

 

Fantastick Mr. Foxはいい物語です。

 

さて、ロアルド・ダールとわたしの出会いですが。

ニュージーランドにボランティアに行っていたときのことでした。

ろくに英語が話せないのに、小学校で子どもたちに日本語や日本文化を教えるというプログラムで9ヶ月教壇に立たせてもらいました。

本当に、ひどかった!

わたしの英語。

相手が子どもなのをいいことに、単語だけの会話とThis is a pen、そして猛烈ジェスチャー、得意技になってしまったボディランゲージ。

 

これではいかん! と、校長先生に相談したところ、子どもの本を読みなさいと。

そこで読みまくったのがロアルド・ダールなのでした。

小学校高学年でも、ニュージーランドでは先生が子どもたちに読み聞かせをします。

ちょうどわたしが赴任したときは、Charlie and the Chocolate Factoryを読み聞かせていました。子どもたちがゲラゲラ笑ったのも、意味がわからなかったくらいやばかった、英語。

 

 

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ハマりました。

面白くて。

児童文学の英語と、ついでに、児童文学の世界観が、わたしの精神年齢にど真ん中。

何冊か読むうちに、英語に対する抵抗感も去っていったような気がします。

ロアルド・ダールは、英語アレルギーを緩和させてくれた恩人でもあります。

 

帰国後、大学受験のとき以来の猛勉強をしました。

英語の。

留学経験がないわたしが今仕事で英語をつかっていると「どこで英語を習ったの? 」とよく質問されます。決まって答えるのが「独学です」。

話せるようになるまでに、たくさんの時間とお金を費やしました。

つまづいたときは、いつも、子どもたちがCharlie and the Chocolate Factoryで笑っているときに、ぽっかーんとしている自分を思い出し、やる気を出したりして(笑)。

 

ロアルド・ダールのおかげで英語が好きになって、英語のおかげでわたしの世界が広がりました。

今年で生誕100年。

すばらしい作家に、乾杯(書いているの朝です)。

 

そうだ、宮崎駿もロアルド・ダールのファンだそうです。

「紅の豚」とか「風立ちぬ」にオマージュを盛り込んでいるらしいですよ!

Fantastick Mr. Dahl!!!

 

 

 

脳神経のどこかがすっ転んでいるので、いつもおちゃらけているわたしですが

真面目なことをたまには書きます。

手術するときに、説明で「これは治療であり検査でもあります」と説明があったので、終わってからもこの2週間近く、安心という文字はわたしの心にはありませんでした。

まだ、病理検査があるからなぁ、と。

この前の木曜、退院してから最初の診察でした。先生軍団に久しぶりに会って。

診察室入ったら「お久しぶりです!」といわれ、たった3日しかいなかった人間にもていねいで、相変わらずの素敵チーム(医龍の影響抜けてません)。

術後に、結果出るのに3週間といわれていましたが、この日、「病理の結果でました」というじゃありませんか! でも2週間で肝が座っていたので、白でも黒でも、しっかり聞こうと思っていたので大丈夫。

 

結論からいうと、わたしは白でした。

 

わたしが患ったのは、女性特有の病気で子宮頸部高度異形成というもの。

子宮頸がんの90%以上は高度異形成を経ているというデータもあって、このまま知らずにいたらわたしも子宮頸がんになっていたかもしれません。

 

この病気は、痛くもかゆくも、体の変化も何もなく、一見健康体そのものなのです。

だから、病気になっていることに気づくには、子宮頸がん検査しかないということに。

年に1度は必ず検査しているわたしは、2016年1月の会社の健康診断では、子宮頸がん検査に異常なし! よっしゃ。

そして、たまったま、本当にたまったま5月に、たまに行くクリニックでひげの先生に「検査してみたら? 」といわれて、保険きくからまいっか、と軽い気持ちで受けた検査で、ひっかかり。しぇー。

あれー? っとなって再検査。そしたら、1回目の検査より悪い結果。ひげの先生も「この前より悪くなっちゃった」というし。医者が悪いという言葉を使うのもびっくりしましたけど、正直にありがとうです。

次の段階として8月にコルポ診という強そうな名前のちょっと痛い精密検査を受けたところ、中度か高度の異形成と判明し「手術したほうがいいかもしれないから設備の整った大きい病院紹介しますね」という結果に。

 

健康診断を信用しているわけではありませんが。ただ、検査には偶然悪くない細胞を取ったかもしれないということも考えられます。それか、そこから4ヶ月で急に細胞に異変が現れ進んでいった可能性もあります。

気持ち的に焦って、この時代、なんでもわかってしまうインターネットで調べたところ、わたしと同じ結果でも、経過観察として数ヶ月様子を見続ける病院も多いとか。

それでもわたしは、でかい病院に送り込まれたのだから、すっごく悪いんだろうか、、、と心配をしました。

 

それから、9月に例の巨大ロボット兵の病院で、星野源みたいな主治医の先生に会ってすぐに、「手術いつにします?」状態だし。経過観察などという状況がないまま10月に手術に至ったわけです。

 

結果的に、このトントン拍子に、大げさにいえば、がんから救われたのかもしれません。

観察している間にがんになって、子宮を全摘出したという人の話も聞きました。

わたしの場合は、検査してみる? という提案をくれたひげの先生と(あと、1月に受けて異常なかったんですけどねぇといわなかったほめたい自分と)、初診でスケジュール表開いてすぐに手術を入れてくれた星野先生のおかげで、がんになる前に悪いところをわたしの体と切り離していただけたことが、強運だったと思っています。

 

ちなみに高度異形成は、精密検査をすると上皮内がんという子宮頸がんの0期や1期を含んでいたという結果が出ることが珍しくないそうです。

もしかしたら、次の健康診断(2017年1月予定)まで待っていたら、そのような結果になっていたかもしれません。

星野先生には「黒川さんの場合は、ギリギリのところでしたね」といわれただ、そういえば。

 

精密検査の結果が白だったということで、ひげの先生のクリニックがfollow up先となり、わたしは巨大ロボット兵病院から、お払い箱になりました。

診察室に入る前に、用意周到な星野先生は、ひげ用にレターを書いて用意してあるにもかかわらず、「今後どうします? この病院続けます? 前の先生のところに戻ります? 」って聞くし、意地悪。

先生軍団とはお別れです。軍団好きだったから、ちょっと寂しい気持ちになってしまいました。

でも、ここに戻ってくるのはよくないときだから、本当に決別しないといけないですね。

 

なぜ、恥を惜しんで、病名まで書いてブログにしたためたのかというと、ラジオやらなにやらで「子宮頸がんの検査を受けましょう」運動がありますが、あれは、本当だ! と身をもって体験したからです。

子宮頸がんの場合、症状が出てしまったら、もうだいぶ進行している状況だといいます。亡くなってしまう方の場合、検査を受けずにほとんどがそのケースとのこと。

なーんにもなくて、スキップして、るんるんるん、ほーら、わたし健康そのものよん♪ なんて人が検査を受けて、予備軍であることがわかるというものです。

がんにもいろいろあって、女性特有のものも多々ありますが、「検査」することが「予防」になり、「がんになる前になりそうなのがわかる」という特徴があるのが、子宮頸がんだと思います。

 

わたしは、子宮頸がん予防啓発をしていこう、と決めました。

女性のみなさん、検査は、すごいですよ。わたしのように悪い結果が出たら、治るために早くわかってラッキー、だし。なにもなかったら、それも安心この上ないし。

マイナスなことはひとつもないと思います。

 

検査信者になってしまってる黒川豆でした。

肩の荷が下りたのだからいたしかたなし。