さまようブログ
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山登り

 最近運動不足なもので、久しぶりに山登りでもしようかと思いまして、四国中央市の鋸山という山に登ってみました。ま、標高1000mちょいの山なんですが。しかし、最高のタイミングでした。

場所はこのへん。


鋸山の隣にある翠波峰からの四国中央市遠景。製紙工場の煙突が林立しています。ここまでは車。

登山道。雪残ってました。


山頂です。


美しい霧氷です。



山頂からは大王製紙の工場が見えます。おむつの工場で、GOO.Nの文字が山頂からも目視できます。


新居浜市方面のパノラマ。

本当に気持ちいい山登りでした。

2014年の気温

 2014年ももうすぐ終わりますね。10月までの段階で、2014年の気温は20世紀の平均気温に対し+0.68℃を記録し、観測史上最も気温が高い年となっていました。11月の気温も速報が発表され、11月としては観測史上7位の高温。2014年が観測史上最も高温な年の一つとなることは確定した、と言えるでしょう。
  イギリス気象庁は、2014年は観測史上最も高温の年になりそうだ、とコメントを発表しています。
  以前、「もし夏以降にエルニーニョ現象が発生すれば観測史上最も暑い年になるかもしれない」と書きました。現在、弱いものですがエルニーニョ現象が発生していると言える状況です。気象庁の予想は的中した、と言っていいのではないでしょうか。

12/23追記
NHKでも報道されました

救世主となるか

 ロッキードマーチン社が、「10年以内に核融合炉を実用化するメドがついた」とプレスリリースしてます・・・。
http://www.lockheedmartin.com/us/products/compact-fusion.html
http://www.lockheedmartin.com/us/news/press-releases/2014/october/141015ae_lockheed-martin-pursuing-compact-nuclear-fusion.html

 信じられない思いです。核融合炉は早くても今世紀末にならないと実用化できないだろうと言われていました。世界各国が連携してやってもそれなのに、如何にロッキードマーチンと言え、企業一社だけでそれを50年も短縮できるものなのか?
 しかも、大きさはトラックに乗る程度とのことで、現在の超大型の実験炉(建設費1兆円以上必要)とは比較にもなりません。
 これが事実であれば、気候変動問題も含め、ほぼありとあらゆる環境問題が一気に解決する、それほどのインパクトがある発表です。このプレスリリースが事実であれば、人類史上最大の発明と言って過言ではないでしょう。
 何度もしつこいですが、これが事実であれば人類社会は一変します。本当に、人類が火を利用し始めたのと同等かそれ以上の革新になりえます。オラわくわくすっぞ。
 5年以内に試作炉が完成するとのことで、楽しみに待つことにしましょう。

四国豪雨

 ようやく小康状態になりましたが、よく降りました・・・。側溝から水が吹き上がる光景は、本当に久しぶりに見ました。
 高知では降り始めからの雨量が1000mmを超えたところもあるなど、大災害につながっても不思議ではない雨でした。
 今回の大雨、極地性が強い雨でした。高知県鳥形山では降水量1000mmを超えた一方で、同じ高知県の土佐清水では60mm以下。高知県南国市では500mmを超えたのに、そこから30km弱しか離れていない高知県安芸市では100mm以下。雨雲が似たようなところにかかり続けたことを示しているかと思います。
 悪いことに、四国の大雨はこれからも続く可能性が高く、今週末には台風が直撃する可能性まであります。十分お気を付けください。

2025年の世界

 トムソン・ロイターから、「2025年の世界-10の技術革新予測」というレポートが発表されました。
http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/07/20140723_02.html
http://ip-science.thomsonreuters.jp/press/release/2014/TR-Predicts-Innovations-2025/

 2025年までに起きるであろう重要な技術革新が10個示されています。この中で、地球環境に密接に関わるものを赤字で示します。
1.DEMENTIA DECLINES(認知症の減少)
2.SOLAR IS THE LARGEST SOURCE OF ENERGY ON THE PLANET(太陽が最大のエネルギー源に)
3.TYPE I DIABETES IS PREVENTABLE(一型糖尿病の予防が可能に)
4.FOOD SHORTAGES AND FOOD PRICE FLUCTUATIONS ARE THINGS OF THE PAST(食糧の不足や価格変動が過去のものに)
5.ELECTRIC AIR TRANSPORTATION TAKES OFF(電力による航空輸送が始まる)
6.DIGITAL EVERYTHING...EVERYWHERE(全てが、どこでも、デジタルに)
7.PETROLEUM-BASED PACKAGING IS HISTORY; CELLULOSE-DERIVED PACKAGING RULES(石油由来の包装資材が過去の物に;セルロース由来包装が支配的に)
8.CANCER TREATMENTS HAVE VERY FEW TOXIC SIDE EFFECTS(がん治療の副作用が非常に小さくなる)
9.DNA MAPPING AT BIRTH IS THE NORM TO MANAGE DISEASE RISK(病気のリスク管理のため、出生時のDNAマッピングが一般的になる)
10.TELEPORTATION IS TESTED(テレポーテーションの実験がはじまる)

ば・・・バラ色の未来だ!!
これがすべて実現するわけではないでしょうが、いくつかが実現するだけでも大革新です。以下、赤字で書いた分についてちょっと感想を。

2.太陽からのエネルギーを電気に変換する技術や、エネルギーを蓄える技術が発達し、2025年には太陽光/太陽熱が最大のエネルギー源になっているだろう、と予測しています。私の本音では「マジですか」という感じです。技術革新は進んでいるのは確かでしょうが、それらが普及して初めて最大のエネルギー源となります。普及速度がそこまで早いだろうか?と思ってしまいます。
 二酸化チタン/四酸化三コバルトのナノ複合体からなる太陽電池が、相当に有望なようです。
4.2.よりもっと「マジですか?!」です。いわゆる植物工場は長足の進歩を遂げていますが、現段階では野菜はともかく穀類はまだまだ難しいように思っていました。と思ったら、いわゆる植物工場も重要ですが、遺伝子操作も重視されていますね。私自身は遺伝子操作に抵抗はないのですが、反対する人はけっこう多いような気もしますねえ。
 これって、実現すれば、人類の究極の夢の一つがかなうことになりますよね。
5.タイトルでは航空輸送のみに触れていますが、本文では陸上輸送の電力化にも触れらてれいます。リチウム電池の飛躍的な進歩や超高速充電の実現により、電気を石油代替にすることが可能となるだろう、とのことです。短距離間の移動は電力により飛行する超軽量航空機が担うようになり始める、というのは、かなりワクワクする予想です。
 どこまで進展するかは分かりませんが、これは実現可能な未来だと感じます。
7.木材はセルロース繊維が束になったものですが、セルロース繊維を分子レベルにまでほぐした、セルロースナノファイバーというものがあります。この分野、ここ数年で一気に進展して、国家プロジェクトでもナノセルロース研究が取り上げられています。極めて強度が強く、軽量で、製法によっては透明にもなり、なんといっても再生可能資源から製造できるという優れもの。これさえあれば石油由来の樹脂を駆逐できる!・・・なんてことはないでしょうね。やはりポリエチレンやPET、フッ素樹脂にしかできないことはあるでしょうから。
 ただ、包装資材のように、特殊な機能が要求されないものであれば、十分に代替できるでしょう。これも実現可能性は高い気がします。
 
 2025年って、なんとなくまだまだ先のような気がしてしまうのですが、考えてみるとたったの10年後ですよ。収穫加速の法則という言葉が、ちょっと頭に浮かびます。

 
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