この文章は開業当時に書いた文ですから、
もう20年くらい前になると思います。
僕の施術は、このダイアモンドを追い求めて20年以上の月日が経ってしまいました、
これだ!!って思ったものもありましたが、
追い求めたモノとは違いました。
でも、昨年にようやくダイヤモンドを見つけました。
それがコアストレッチです!!
図1.の説明
脊柱は大黒柱で、体はそれに支えられているマストです、
そのマストは骨盤に基礎を置き頭の方へ伸びていきます。
肩の高さで帆を張る為に横に広がります、
帆は肩甲骨を支え、肩甲骨に動かされ、
靭帯や筋肉のロープが脊柱から体全体へと伸びていきます。
この支えの筋肉は肩甲骨と関連し、
長軸が垂直で、短軸が水平なダイヤモンドになっています。
片方の足に体重をかければ骨盤は反対に傾斜し、脊柱は曲げられてしまい、
ダイヤモンドは緩んでしまい、荷重側の筋肉は緊張し、反対側の筋肉は弛緩(緩んで)します。
この状態が習慣化されると荷重側に緊張により、内臓の働きが悪くなります。
(右荷重では肝臓疾患・左荷重では心疾患になりやすいです。)
図2.の説明
脊柱はS字の湾曲を持っています。
このS字は頭を脚からの衝撃を守るっだけでなく、内臓の前後方向の機能を守ると言う働きがあります。
頸椎は頭を支えるために重心近くを通ります、
胸椎は、肺や心臓を入れる場所を確保するために後方を通り、
腰椎は上体を支えるために頸椎と同じように重心を通ります。
胸部の湾曲が小さくなると肺の入る場所が狭くなり肺や心臓を圧迫する事になります。(喘息・呼吸器系の疾患・皮膚病を起こしやすくなります。)
腰部の湾曲が小さくなると上体の支えが出来なくなり、椎間板ヘルニア等の症状になりやすいです。
この様に脊椎の働きで体は守られていますが、
脊椎自体は固定されたモノではないです、
その脊柱を守っているのが筋肉で、そのバランスが凄く重要になってくるのです。
レントゲンで背骨が曲がって見えますが、それがゆるゆるぐらぐらの背骨が曲がっているのではなく、背骨を支えて筋肉が曲がっているのです。
それに気づくのに30年かかりました。
この前の朝ドラの梅ちゃん先生の松岡君の悩みと一緒です!!
ドーナツの穴です。
ドーナツには穴があるからドーナツですが・・・
穴だけでもドーナツにならない??
穴が無ければドーナツにならないですね???
この様に訳の分かり難いコアストレッチですから・・・
広めるのも又難しいです^^;
広まるのが早いか・・・
施術所が潰れるのが早いか・・・
どちらでしょうか???