十四時間以上に亘ってCBSラジオを聴いた。別にこの放送局が気に入ったわけではなく、たまたまこの局に標準があっていたからである。深夜テレビを見ようとしたら(私の不注意で)テレビが看られなかったからである。電池切れだと、このタブレットではテレビの電源が入らないのだ。それでラジオにしたのだが、こんなに長時間に亘ってラジオを聴いたのは初めての経験だった。

 ☆結果から言うとこの試みは成功だった。出演者は『一流半』というか、第一線を退いた人たちばかりで、テレビのように人気者の集まりにはいかなかったが、それが私には心地よかった。📺テレビはどの局を回しても同じ顔ぶれの閲覧ばかりで、こちらとしては「ええ加減にせいや!」の一言も言い返したくなるのだったからそれが不満だった。
 番組では80年代から90年代、更には60年代から70年代の曲の紹介に至っては私には懐かしい曲ばかりの連鎖で、普段聴きたくても聞けない曲ばかりだった。60年代と言えば、私が二十代だった時分の話である。これで深夜ラジオの聴取者達には私のような高齢の方も多いことが分かった。


 曲の紹介とは別に、合間合間のトークも愉しかった。守備範囲の重なる話題にだったら私も付いて行ける。面白い話だったら私も付いて行く。📺テレビは画面に頼るのでむしろ良くない。
 ただしかし、曲の紹介やトークはいいとしてもCMがやかましい。3,600円の商品を売るのに8,000円以上の手数料その他を取ったりするのは論外だ。そんなパチンコ屋のような金を取られる位なら私は自分で天王寺や寺田町の街に買いに出る。幾ら暇だからといってそれはない。