おはようございます
この前在校生にこのブログを見ていると言われました

偶然覗きにきたら勉強になった!(^O^)/
って言われるブログになりたいものですね(願望)
それでは問題にいっきましょう~!


第28回 問111
栄養教育を受けたことが、地域(コミュニティ)のエンパワメントへと展開した事例である
正しいのはどれか。1つ選べ。
1)食教育を受けた大学生が、地域の安全・安心な食材選び、
自分で料理を作るようになった。

2)病院で減塩教育を受けた患者が、減塩食レシピを地域の料理コンテストに応募した。
3)保健指導を受けたものが、健康に配慮した地域の飲食店を選ぶようになった。
4)地域での糖尿病教室の受講者が、食生活を見直し、
手作り弁当を持参するようになった。

5)食育講演会の参加者が、地域で自主グループをつくり、食育活動を進めた。


これは地域づくり・環境づくりについての問題ですね。
栄養教育論の分野だけでなく、公衆栄養学でも大事な
『健康づくり、地域との協力・活性化』 です。 
栄養教育は個人、組織、集団の規模で行い、
それぞれにあった展開の方法があります。


【地域づくりへの展開において大事な語句】
集団力学(グループダイナミクス)
集団(グループ)内で互いに働く作用のこと。グループ活動を通して
仲間意識や信頼関係を作り、向上させたり目標を達成させる力が生まれる

自助集団(セルフヘルプグループ)
病気や障害等の問題を抱えている本人や家族が集まり、 
互いに情報提供や自助(自分で何かをすること)を支えあう集団のこと
⇒この仲間の間で生まれるのが グループダイナミクス

エンパワメント
一方的な教育ではなく、 個人や組織間で互いに
対話 ― 傾聴 ― 行動 という過程を経て、自分たちや社会を
コントロールする力を得ること。


要約すると
一人でなくて、皆で話し合って聞きあい、問題を解決するために
行動しないと何も力は得られないね!
 というお話です。

(θωθ)。o(解説)
  

この問題は 
栄養教育を受けたことで個人⇒エンパワメント(集団)へ展開したこと
を聞いてますのでその文章を探せばいいですね!

× 1)2)4) 栄養教育を受けた後に行動を起こしていますが
        個人の行動の変化のため       不正解

× 3) 栄養教育を受けた後地域の飲食店を選んでいますが、これも
     実際に行動をしたのは個人の変化のため  不正解

 5) 栄養教育を受けた後にグループを作ることによって
    組織や集団ができあがり相互作用を起こすため
  正解

地域づくりは個人力が集まり集団の力 と頭に入れておけば
カタカナが苦手な方(私ですが)もできそうでしょうか?


それではみなさんも寒さ対策を忘れずに~!(・∀・) ノシ