いっちゃんです
12月25日(金)第４日
早朝5時過ぎから 雨! サンタイベントには最悪です。
6時 駅前事務所へ。今日初めて参加するサンタさんたちが見つけやすいように サンタの上着と帽子を身に着け 透明ビニール傘をさして立ちました。
今日は釜石までバスを仕立てず、遠野駅からJR釜石線で移動します。アーケードに約50人のサンタが集結して 増両編成の列車に乗り込みました。さながら「サンタ列車」だったようです。
私は井上さんの箱トラックの助手席で釜石に向かいました。トンネルを抜けると 雨は降っていない! 薄日もさしている!
釜石駅から少し離れた「鈴子広場」に駐車した箱トラックには 釜石から午後の列車で帰る人たちの荷物と追加分のプレゼントを積んで、後方の箱の扉が施錠できないので 井上さんがサンタ隊と合流されたあとは 私が荷物管理のために午後まで助手席で待機しました。釜石に到着したサンタさんたちの活動中不要な小荷物も 預かりました。
サンタ隊は釜石イオンの駐車場に集結し、一隊は天神町の仮設住宅と隣接の新設保育園を訪問、鈴子広場では 「浜千鳥」の社長夫妻が甘酒を通りかかる人々に振る舞い サンタ隊がプレゼントを配りました。これらとは別に イオンチーム約30人も 仮設住宅を訪問し、生協グループの約30人が「こすもす公園」のイベントに参加しました。
私は トラックで荷物番をしながら合間を見て すぐ前の「はまゆり仮設飲食店街」(この中に「飲んべえ横町」があります)の「こんとき」の名物釜石ラーメン\550-で昼食しました。
風が冷たく 時折小雨がぱらつきましたが なんとか無事に終了して 鈴子広場で井上さんが締めくくりの言葉、仮設商店街の会長山崎さんが 39店のうち軌道に乗っている業者と不振に喘ぎ沈む業者と二極分化しているという実情をお話されました。
列車で帰る六浦高校生たちに荷物を引き渡し 箱トラックで遠野に戻りました。
サンタイベントも５回目、用意できるプレゼントの絶対量も激減し サンタの人数も減り 地元の子どもたち大人たちの気持ちも変わってきて、プレゼントを届け配ることよりも サンタ姿で地元の人々と交流し気持ちを届けることに軸足が変わってきました。
プレゼントを贈る：贈られる という一方的な関係ではなく、共に東北～日本の未来を考え造る者同士の連帯の関係を実現したいと思います。
これで 今年のサンタイベントは終了です。
（報告者： いっちゃん）