孤独を噛みしめる夜 | 内山正則の『ココロ残し』

内山正則の『ココロ残し』

 いろんなことを忘れないために。
 離れてゆくものを、繋いでいたくて。
 消えてゆくものを、残していたくて。
 変わってゆくものを、見つめていたくて。
 霞んでゆくものを、無くしたくなくて。
 ぼくがボクを思い出す場所でありたい。

静かに 時が明けてく。

鼓動さえも聞こえそうな静寂。

なんだか最近不眠症が続く。


このまましばらくしたら、いづれにしても朝を迎える。

来なければいいと思うような明日も、

待ち遠しくてしかたないような明日も、

同じ時間の中を過ごしている。


不思議。


誰かと、手を繋ぎたい気分。