サクラ咲く日の本のさくらおむすびと桜チップス | コン美味食文化論

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いけずな京女が、コンビニエンスに現代ニッポンの食文化を探求中。食のクロスロードを縦横無尽に放浪してます。


桜
久留米の桜


 日本人は、なぜにかくも桜が好きなのか。
 タイトルや歌詞に「桜」が入っていると、そこそこの出来の曲でもそこそこヒットするらしい。
 コンビニの新製品に桜の花や葉っぱを入れておけば、味は二の次でも初回はとりあえず売れるらしい。
 なんてことを書くと「情緒がない」とか「欧米か!」とか言われるんでしょうね。
 いや別に、いいんですよ桜の歌がそこらじゅうで流れていても、コンビニの棚がピンクに染まっていても。
 ただちょっと、日本中が桜に狂奔する姿に、軍国主義に通じるものを感じる一瞬があるっていうだけで…。
 
 
 まあ、無粋なこと言うのはやめときましょうね。
 なんやかんや言いつつ、「桜モノ」を喜々として買っているのは私です。
 ( -_-)ノビシ*)゚O゚)あぅ

さくらおにぎり


 
 …え~と、上の写真は、中林20系さん から送っていただいたもの。
 関東地区のローソン限定(らしい)「さくらおにぎり」です。
 神奈川県産八重桜使用とあります。

さくらおむすび1


 
 そこで、関西では似たようなもんないんかい、と探したところ。
 芦屋のコープ(生協)で「さくらおむすび」を発見しました。
 しかしなんで関東の商品名が「おにぎり」で関西のが「おむすび」なんだか…。
 ふつー逆やろっ!
 とツッコミつつ購入。

さくらおむすび2


 
 こちら、一応ちゃんと桜の花が入ってました。しかし緑色のものは桜の葉ではなく、野沢菜なのが微妙(味はまとまってた)。
 ほんのり甘い香りがして、これはこれでいい感じでしたね。

さくらチップス1


 
 次に、ベビースターラーメンでおなじみのおやつカンパニーが発売した「桜の花と桜葉使用 桜チップス」を買ってみました。

 桜の季節にぴったりのチップススナック!
生地に桜の葉と花を練り込んで風味豊かに仕上げた、和風味のチップスです。ほんのり塩味の中に桜葉の風味が広がり、春を感じさせる味わいです。(サイトの商品説明より)


 これはわりかしに気に入りました。


桜チップス2



 食感はもちろんまぎれもなくチップス、でも口の中に広がる味わいは、和菓子の桜餅を食べているような感覚です。
 しかし、塩辛くないからついつい食べ過ぎてしまう、これはイカン(^_^;)

桜チップス3
なんとなく葉っぱの緑も


 
 今週末から、本格的なお花見シーズンがスタートしますね。
 そのお供に、これらの商品を持って行くのも粋かもしれません。
 私は人混みが苦手だし、酔っぱらいの集団には近寄りたくないんで遠慮しますが(笑)
 そもそも桜、綺麗はキレイだけど一番に好きじゃないのよね。あたしは金木犀のほうがずっとはかなくて美しいと思うけどなあ…。
 なんてことを書くと、そのうち「非国民め!」とか言われそうですね。
 いやだなあ、そんな世の中になったら。


〈コープフーズ さくらおむすび 98円〉
原材料:さくら風味御飯(米、野沢菜、ごま、その他)ー調味料(アミノ酸等)、酸味料、香料、着色料(コチニール、クチナシ、紅麹)、(原材料の一部に乳、小麦、大豆を含む)


〈おやつカンパニー 桜チップス〉
内容量:65g
原材料:でん粉、植物油脂、えび、糖類(砂糖、ぶどう糖)、デキストリン、食塩、たんぱく加水分解物、桜葉パウダー、桜花パウダー、調味料(アミノ酸)紅麹色素、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、(原材料の一部に乳、小麦、大豆を含む)