小泉八雲 朗読の夕べ | 矢沢永吉激論ブログ

矢沢永吉激論ブログ

全国矢沢永吉激論学會集団。

小泉八雲没後110年記念事業【ギリシャ凱旋公演】
【追加公演】小泉八雲の世界 Vol.8

『"望郷~失われることのない永遠の魂の故郷~"
 "Nostalgia" ~The Eternal Home of the Spirit~』東京公演

出演 :山本恭司(音楽制作・演奏) 、 佐野史郎(構成・朗読)
Guest : 小泉凡(小泉八雲曾孫)


ヤマハ銀座スタジオに山本恭司さんのライブを観に行ってきました。

このライブは全国回っていて越谷にも来ていた。今回は銀座がファイナル。


ライブを生で観てようやく分かったという感じです。

テレビで観たし、動画でも観た。でもどうもよく分からなかった。

全編通して見ないと分からないと思います。


朗読なのでコンサートではありません。

佐野さんが読んで山本恭司さんがギターを弾く。ディスプレイには英語の字幕。

我々は日本語の朗読を聞きながら字幕を読む。

不思議な世界。


セットリストに相当するものは話のタイトルになります。

本を読んでるわけじゃないので後で調べてみると以下のようになります。


飴を買う女

若返りの泉

布団の話

生き神(稲むらの火)


予備知識がないので全部は分かりません。

検索してもブログで書いてる人自体がいないのでネタバレも何もない。


音楽については山本恭司さんはひとり弾き語り弾きまくりライブでギターだけではなくてキーボードの音もドラムの音も流して聴かせちゃう人。

ギターを弾きながら手元で他の音をピックアップする。

その辺のオケライブとか口パクとは住んでる世界が違う。

ここでは露の滴りとか津浪とか赤子の鳴き声とか自由自在。


全体の流れとしてはまず小泉凡さんの解説、休憩をはさんで朗読が1時間ちょっと。

佐野さんの説明の後、ラストの「生き神」。

朗読の後は3人でセッション。

もともと山本恭司さんに初めてロックを聴かせたのは佐野さんだって話が出てきます。


演目は会場によって微妙に変えてるそうです。

静岡は焼津にラフカディオ・ハーンが来たことがあるとか、もちろん松江もエピソードがある。


おそらく客の多くは佐野さんのファンの方、ハードロックから流れてきた人は少なかったと思う。


今回は銀座がファイナルですがもちろん終わりではない。

今年はスコットランドにも行く予定があるそうです。

予備知識がなかっため詳細なレビューはできませんが不思議な面白い世界でした。