今回のツアーでよかった曲とそのアレンジからプロデューサー矢沢の意図を考える | 矢沢永吉激論ブログ

矢沢永吉激論ブログ

全国矢沢永吉激論学會集団。

ツアーが終わってセットリストを観ながらWOWOWの録画を観てます。


映像観ながらの感想。最終日の映像を残して欲しかった。4日目よりも最終日の方が面白かった。


個別の曲の感想を書いてみます。


ROCKIN'MY HEART


P.M.9 LIVEから入った人間なんでMILES AND MILESの音と比べてしまう。


今回はイントロはコーラスの声から始まる。P.M.9 LIVEはもちろん矢沢の声の方がボリュームが大きい。CDの音もそう。聴く側としてはP.M.9 LIVEの1曲目の音に洗脳されてるので物足りなさがあった。


P.M.9 LIVEではパーカッションが入っててあの繊細な音もよかった。ジェフの横にはパーカッションあったけど一人じゃ無理だし。


間奏でMILES AND MILESではジョンが出てくるのは今回は山本恭司さん、これは素敵だった。でも短かったなあ。


最終日はさめた肌が入ってた。これは最高だった。

紫色の薄暗い照明の中でアコギのイントロで始まる。ステージ右手にヴァイオリン。ギターと絡む。さめた肌のメロディに入る。


このアレンジまたやってくれないかな。スタジオライブでもいいから。ライブだけで終わっちゃもったいない。


ストリングスが入った曲はバイ・バイ・サンキュー・ガール、さめた肌、灯台、A DAY。1日に2曲しか使わない。前は東京とか安物の時計でも使ってた。


ストリングスは今回は人数が少なかった。去年の5/12のスカイツリーの「東京」ではチェロは2人しか見えなかったがヴァイオリンはもう少し多かった。


灯台とA DAYの時はジェフがパーカッションやってたんだと思う。

山本恭司さんのフェイスブックで今回はソロが少なかったけど声は届いてるみたいで本人も自覚はしてるようです。


だからと言ってトシさんだけが目立ってるわけでもない。

今回はそれよりもスネイクの方が目立ってたと思う。抱かれたい、もう一度とかI LOVE YOU,OKなど。


特定のプレーヤーを目立たせ過ぎずサウンド全体をシンプルにして引っ張らずにスパッと締める。


矢沢の意図はその辺にあるような気がする。