最高のミュージシャン ネイザン・イースト JJ 2012/9 矢沢永吉インタビュー | 矢沢永吉激論ブログ

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JJ 9月号に掲載されていた矢沢永吉のインタビューの一部です。


今回のアルバムに参加したミュージシャンの中でネイザン・イーストについて語ってます。こういうインタビューを本当は聞きたい。


渋谷陽一でさえこういうインタビューは少ない。初心者向けの話ばっかりじゃなくてマニア向けの話がいい。


赤坂さんだったらこういうレベルの高い話が引き出せるかも知れない。最近の山本恭司さんのインタビューでは個人的な話と音楽の話だけだった。


昔のファンの人には悪いけどキャロル云々よりネイザン・イーストの方がいいんです。ごめんね。

ベーシックトラックはLAで録っていますから。

最高のミュージシャンが参加しています。それこそネイザン・イーストとかエリック・クラプトンのベーシストね。


このくらい、強力なメンツだったら、大体テイク・ワンで収まっちゃうんですよ。テイク・ワンってことは、1曲4分でおしまいです。


スタジオに入るとお茶飲んで世間話して、「じゃあYAZAWA、デモテープ聴かせて」って。彼らは3回くらい聴くと、「OK!Go!」って、録音に向かうんです。


ワン、ツーで演奏を始めたらそれでおしまいですよ。「YAZAWA、どう?」って言われたら、もう「Done。Finish!」。


なんでベーシックトラックは向こうで録るかというと、やっぱりね、まずは一発で録れる連中と録ったほうがいいんですよ。


一発で録れるくらいテクニックを持った連中だと、テイク・ワンで終わる。そこにはもうちょっとこうしたかったな、ああしたかったなってのが、彼らにはあるかもしれないけど、やらせない。


テイク・ワンだけで、OK。テイク・ワンの化学反応。揺れ感とか、いい加減さ。それがものすごいSEXYなんです。

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