矢沢永吉、着うたフルのライブ音源配信 | 矢沢永吉激論ブログ

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矢沢永吉40周年ライヴ音源配信企画


矢沢永吉、40周年企画が始まりました。


ライブDVDの音源を携帯サイトとスマホサイトで募集して着うたフルで配信するというもの。


対象となるDVDは1982、1984、1987、1989、1990、1991年のライブ。


あの~、どうでもいいけどそれってボックスでしか見れないやつじゃん。ボックスを買わなかったら試聴もできないよ。


ガラケーの着うたは携帯でしか聴けないから多くの人はスマホで買うんでしょう。


そういう面倒くさいことやらないでアマゾンでダウンロード販売してくださいよ。iTunesは利益をアップルが持ってっちゃうからそちらには出したくないのはいい。利益を出して客を囲い込むことを優先するとこうなるんでしょう。


顧客目線で考えれば音楽はいつでも持ち歩ける、いつでも聴ける、環境を選ばないのがいい。私はスマホも買ってなくてiPod touchです。


販売チャンネルを限定して利益を出すことにこだわるよりも客がアクセスしやすいメディア、プラットフォームで売って欲しい。


投票で人気があった曲だけを出すっていうのもちょっと違うと思う。


ライブのセットリストはもともとその年のベスト盤的なタイトルが並んでるもんです。多くの人に人気があるわけじゃない曲があってもいい。バリエーションがあるのがいいんです。


ライブの音源というのは人気がある定番の曲を聴きたいだけじゃない。このバンドのこの時だけの音を聴きたい。それが面白い。


人気投票をやったら定番の曲しか選ばれないに決まってる。売れるものしか出さないならコンビニと同じ。


歴史があることに自信を持ってるアーティストが出す商品なら自分の作品に深みがあることは自負してるはずだしコンサートは2時間のパッケージです。その中で起承転結があり展開がある。


ちょろっとかじって分かった気になるんじゃなくて金を払って腰をすえて構えて聴くもんだ。それがロックを聴くもののマナー。嫌なら聴かなくていい。


ミュージックステーションでも見て分かった気になって一生終わりなさい。グッドラック。


渋谷陽一が昔、ストーンズを語る時に言ってたようにロックというのは選民意識なの。


80~90年代の矢沢永吉がアルバムを作りながら客を思い浮かべて「お前らにゃ分かるまい、このカッコよさが」と思ってたのと同じように矢沢永吉のファンは他のアーティストのファンを見て同じことを考えてる。


このブログ読んでる人には言わなくても分かってるでしょうけどね。


着うたの配信の話からロック選民意識の話になりました。まあ、いいんじゃない?