矢沢永吉マスターピース 1976年 | 矢沢永吉激論ブログ

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ローリングストーン誌 2009年9月号に掲載されたレビュー集のシリーズです。


このライターさん、70年代が好きみたいです。


矢沢永吉 マスターピース

「A DAY」

1976年 ソニー 旅の哀愁を歌ったライヴ定番曲


タオルを放り投げるシーンで有名な、ライヴの定番中の定番曲「トラベリン・バス」を収録したセカンド・アルバム。ツアー・バンドの日常を歌ったものだが、まさに当時の彼の心情を表したものと言えるだろう。


ファーストの『I LOVE YOU,0K』同様、初期ならではの雑多な内容が今聴くと逆に新鮮だ。バラード・メイカーとしての実力は相当のもので、終曲「A DAY」の荘厳な広がりは矢沢ワールドとしか言いようがない。



「THE STAR IN HIBIYA」

1976年 ソニー 珍しい組み合わせの初ライヴ盤


 通算3作目にして早くもライヴ・アルバムを出すところも彼らしいが、見逃せないのはサディスティック・ミカ・バンドから派生したサディスティックスが演奏を務めた点。


自分にとって有益なミュージシャンはどんどん取り込んでいく、それが矢沢の精神なのだ。高中正義、高橋幸宏(後にYMO)、後藤次利らが矢沢を盛り立てる毛色の違うライヴ盤として、しかし何より、若さ溢れるスナップショットとして貴重な作品である。


以前、どこかののメディアでトラバスの歌詞を評して、矢沢永吉は実際には行ったことないところをもっともらしく歌ってみせる天才だと書いているのを見ました。


ヨイショするだけじゃなくてそういう面白い突っ込みをしてくれてもいい。


西岡恭蔵さんの名前を出してレビューしてくれたらもっとよかったですね。



Rolling Stone ( ローリング・ストーン ) 日本版 2009年 09月号 [雑誌]/著者不明





楽曲と参加ミュージシャン


1981 YAZAWA / RISING SUN

1980 KAVACH

1979 KISS ME PLEASE
1978 ゴールドラッシュ

1977 ドアを開けろ

1976 A DAY

1975 I LOVE YOU,OK


コンサートツアー ヒストリー


矢沢バンドのメンバー 1975~2012

矢沢永吉ヒストリー PC、スマホ向け

1949-1980


全公演会場
1975~1990 001~901回
1991~2012 902~1729回


全公演会場と公演回数

1975~1990

1990~2012


ローリングストーン 2011年6月号