以前、のっちの中には中学校2年生の男の子と、小学校4年生の女の子が同居している、と書きましたけど、この夏の間は、14才ののちおくんが出ずっぱりだったようですね。


うp主たちのおかげで、色々なライブ映像を各動画サイトで観ることが出来るので、すでにみなさんも観ていることを前提として話を進めます。


のっち、ことのちおくん、各所で雄叫びをあげてましたね。


夏フェスを遡ること約2ヶ月前、6月に行われたB&Bのライブ中では「チョコ」「ポリ」の途中で「いやぁぁぁぁお!」(おそらく本人は、Yeah!、と叫んでいるつもりのはず)、と2度ほど叫び、さらに「チョコ」の中では少なくとも外見上は19歳の乙女なのに、Perfume随一の美少女キャラなのに、なんともソウルフルな声で「ディスコ!」と声を出してました。


RIJのステージでは「チョコ」の最中に「もっともっとぉ!」と、ただでさえヒートアップ気味の観客を煽り、そこには「人見知りが激しい」「ライブ中でもあまり喋らない」と、古くからのファンの人たちのレポートにあったおとなしい女の子の姿はありません。



ライブになると覚醒する、本人の口からWJPの中で語られたこの言葉は、ファンの間にあまねく浸透し、現在ではステージパフォーマンス中ののっちについて語られる時には欠かせない表現となっています。


誰かが自分は何かのきっかけで変わった、変わる、という場合、それまでの自分に何かしら不満を抱いていることが多いのですが、のっちの場合も、過去「音リコ」という番組の中で、「19年間生きてきてるんですけど、もうウンザリしていて」という発言をしたことがあります。


多分のっちの中にはのっちなりの自分の理想像というものがあって、現実の自分が、そうではないこと、あるいは周囲からそうは思われていないのだろうこと、に対する不満や不安があるのではないか、と思います。


しかもPerfume、という非常に密度の濃い人間関係の中で、「普段はちょっとダメな子」扱いをされる、という長い時間をかけての「刷り込み」を受けていますから尚更。


ファンからすると、のっちは愛すべき可愛らしい女の子だし、僕の年齢から見ると、そうやって悩んだりする面も含めて微笑ましい若者に感じられます。


でも多分のっちの中の理想像というのは。


誰からも愛され、同世代や年下からは頼られ、年上からは可愛がられるような、みんなの相談役、リーダー的存在なのかもしれませんね。


もしかしたら、あ~ちゃんのような。


それがなぜ、ステージに立つと、あのような「漢」「兄貴」っぽい、攻撃的なキャラクターになるのか、そこらへんの「ズレ」方が、またのっちらしい、というか(笑)。


夏フェスのシーズンを終えて、彼女の中の14歳のやんちゃな男の子はいったんなりを潜めています。


おそらくはラジオ番組の中でグダグダな発言を繰り返したり罰ゲームの代名詞としての活躍を繰り返すことで、彼、おおもとのちおくんのエネルギーは溜め込まれるのではないか、と思います。


溜め込みすぎて、爆発した時にステージの上からダイブとかしないといいんですけどね。


取りあえずは、安らかに眠って、次なる雄叫びの時に備えてほしい、と思います。


11月の大舞台まで ▽・w・▽