新曲のPVを観て感動、気合マックスの黒猫堂▽・w・▽がお送りします、我らが編集長べっさんことイベさんの名物企画、Perfumeで勝手に三大○○、第8回。


今回のお題は


Perfumeのアルバム未収録曲で好きな3曲。


ふふん、そうきましたか、というナイスお題ですな。

では、さっそく第三位。


う~ん、う~んっていきなり悩むんか~い。

いや、発表するのが少し恥かしくて…


アキハバラブ


だってけっこういい曲じゃないすか!?

何よりエフェクトのかかってない3人の歌声が聴ける歴史的資料としての価値もあるし、いやいやもちろん普通に曲が可愛い。


基本のっちセンターの曲で、ソロパートの歌声にASHの歌姫の貫禄を感じます。


もっと言えば、DIVAモードとやらの、ちょっとのどを詰めて大人っぽく歌う時とは違うあ~ちゃんの年齢相応の綺麗な歌声が聴ける意味でも貴重。


さらに言えばやや不安定なかしゆかの歌唱が、思春期の女の子の心情をリアルに伝えてくる、そういう意味で、中田さんの言うとおり、かしゆかの声、というのは楽曲に自然とアクセントを加える一つの才能なんですよね。


あ、長くなりそうなんで第2位


おいしいレシピ


だって、僕にこういう企画、セレクトをさせたらこの曲が入ってこないわけがない。

この曲はね、何度も聴きこんでください、本当にいい曲です。

この速い曲を歌うだけでなく、「跳んでるだけ」な振りをつけて披露していたPerfumeは、ほんと若い、幼いといっていい年齢から高い能力を発揮してきたんだな~とあらためて感じています。


上京して初めて歌入れを行った曲の一つ、ASH式歌唱法と中田サウンドの見えない戦い、女神の意地と神のプライドが衝突している緊迫感にあふれた1曲…


なんていうのは明らかに考えすぎです。


そして、第1位。


イミテーションワールド


この曲はあ~ちゃんの歌声がなければ成立しない曲なんですね。


従来の曲ほどではなかったにしろ、Perfumeの全国インディーズ時代の曲はアイドル歌謡の尻尾が目に見えるほどに残っていて、アイドル的な歌唱法が抜け切っていない感じがあります。


それが、ビタミンドロップのあたり、そしてこの「ションションション」の時代あたりから、近くにいる人に語りかけるような歌い方「sing like talking」に移行していきます。


あ~ちゃんの声、というのは元々非常に綺麗で、透明感にあふれたものなんですが、ダンス&ソングユニットにありがちな、のどに力を入れた歌い方になるとその魅力が半減してしまっていました。


ニコニコ動画にアップロードされていたアニメソング「キューティーハニー」を歌うあ~ちゃんの声はたしかに大人っぽく、上手に聴こえるかもしれません。

でも、あの歌い方ではあ~ちゃんの声、弦楽器のようにねばりながら伸びる歌声の魅力は損なわれてしまうんです。


中田さんは、そう意図したのかどうかは不明なものの、結果として感情を込めすぎるきらいのあったあ~ちゃんの歌声から灰汁(あく)みたいなものを取り除き、上澄みのすごく綺麗な部分を際立たせる歌い方を確立させています。


プロデューサーの仕事って、ヒットチューンを次々と生み出すことだけじゃないんですよね。


あ、え~、とにかく、そんな感じでこの曲が大好きです。


それから、今回も番外編、もちろん

まだ新しすぎてアルバムに収録されていない


love the world


名曲、傑作です。

PVがまたいいんです(ひさしぶりにジョン・カビラさんの声を読んでみてください)!


では、イベさん集計をお願いします。


蛇足ですけど、このイベさんの企画、チームPerfumeからの情報に空白が出来てファンブログのネタが詰まり気味な時にも、もちろん、普段からPerfumeについて色々なことを考えるきっかけになる、という意味でもとても貴重で、刺激的で、何より書いていたり次回はどんなネタで来るかな、なんて考えているだけでも楽しい、ナイスな企画ですよね。


参加者もどんどん増えている人気企画ですが、もっともっと僕たちPerfumeファンの交流のためにも盛り上げていきたいものです。


コメント欄にコメントをいただくことのあるPerfumeファンのみなさん、コメントをしたことはないけど読むことは読んでるよ、というあなた。


どうです、たまにはこういうファン同士の楽しみに、参加してみませんか?

Perfumeを中心に構成されるこの世界に。


love the world▽・w・▽