実践っ!岡夫婦の食物アレルギー体験レポート
written by パパ
※Facebookページ→食物アレルギー体験レポーター岡夫婦
2011年3月11日に発生した東日本大震災から
明日で丸6年になります。
(震災後の石巻の様子)
この日の前後に合わせて、防災訓練などをされる
会社や学校などもあるかと思います。
東日本大震災だけでなく、2016年4月に熊本・大分地方で発生した地震など、
各地で大きな地震が起こっています。
地震などの天災は、いつ起こるかわかりません。
10年後かもしれないし、ひょっとしたら明日起きるかもしれません。
東日本大震災にて、
食物アレルギーをお持ちの方が避難先で、
支給された非常食にアレルゲンが含まれていた為に、
食べることができなかったということが多々ありました。
当時は、食物アレルギーについての認知度も低く、
周囲の方々の理解を得ることも難しく、
避難所での生活は大変なものだったとお聞きしました。
東日本大震災で起こった教訓を活かそうと、
各地で食物アレルギーに配慮された非常食を
備蓄しようと動き始めていました。
しかし、熊本・大分地方における地震でも、
同じように食物アレルギーをお持ちの方が
非常食を食べることができないという事例が多くありました。
ご家族の方みんなで、避難場所や非常食などを
できるだけ定期的に確認されてみてください。
以前、私たちは
「食物アレルギーに配慮された非常食試食イベント」を
開催しました。
非常食試食イベントの体験レポートはこちらから
そんな時、参加者の方からこんなご意見などをいただきました。
<社外商品開発?>
by 漫・F・岡太郎
食べていたのは、エルフィンインターナショナルさんの
『米粉で作った乾パン』。
米粉で作った乾パンの体験レポートはこちらから
防災備蓄食糧は、「購入してそのまま保管」という風に
されていらっしゃる方が多いかと思います。
しかし、購入されたその食糧は、
非常時に問題無く食べることができますでしょうか?
スプーンやお箸などが無くても、食べることができますか?
(逆に、スプーンやお箸は備えていますか?)
小さなお子様やご年配の方にとって、食べやすい大きさ・硬さでしょうか?
水を使わなくてはいけない場合には、
一緒に水も入れておく必要もあるかもしれません。
特に、食物アレルギーをお持ちの方は、
購入した食品を食べてもアレルギー症状を起こさないでしょうか?
防災備蓄食糧の賞味・消費期限は、
だいたい4~5年程度が多いです。
2011年頃に購入した備蓄食糧の賞味期限・消費期限は
大丈夫でしょうか?
もし、期限が近いもの、既に期限切れのものなどがあったら、
この機会に食べてみてはいかがでしょうか?
購入した時には思いもしなかった事に気づくかもしれません。
食べた感想と、現在のご家族の人数や必要食糧のボリュームなどを踏まえ、
新しい備蓄食糧を購入するヒントにしていただけると良いと思います。
もし、「もっと○○した方が食べやすい!」
といったご意見がある場合は、
ぜひメーカーさんへ声を届けてみてください。
皆様の声が集まることで、今まで以上に良い商品に生まれ変わることも
あるかもしれませんね。
◆2016年に非常食についてまとめた記事はこちらから
◆アレルギー配慮非常食セットの体験レポートはこちらから
◆7大アレルゲン不使用缶詰の体験レポートはこちらから