新潟県の地震を最初に感じたのは、ネットで麻雀をやっているときだった。 微かな揺れを感じたので妻に確認してみたが、彼女は料理の真っ最中で、分からなかったようだ。
千葉からアクセスしているプレーヤーはかなり揺れたとチャットで教えてくれた。

すぐにテレビを点けてみた。

最近の地震情報は早い。 数分のうちに震源地が報じられた。 着物の縮で有名な地域を中心にかなりの被害が予想されたが、震度6強は私の想像を遥かに超えた揺れだ。

この数日間はこの地震の被害で持ちきりなのだが、避難民(?)の数は約10万数千人と報じられた。 そのうちの数万人にしか食料の供給が出来なかったとも伝えられたが、確かに自宅に居てもライフラインが止まっており、ガス・電気・水道が使えない現代人は生活が出来ないのだろう。

避難所に行けば、屋根があり食料も有ると踏んでやって来た人たちはそのうち何万人なのだろう?

実際に家屋が倒壊したり、その危険性があったり、自宅に居ることに危険を感じ避難してきた人たちとはやはり事情が違う。

テレビで観ていると、後者の場合の人たちのインタビューの答えは単純だった。

屋根があって、落ちつければ必要なものは無い・・・・・・と

彼らはやがてやってくる冬に耐え切れないと判断して下山してきた住民達だった。
山間部に住む人たちは冬の雪の怖さを知っている。 その判断は間違っていないと思う。

各地から体制を整えた支援トラックが続々と新潟入りしているという。

老人や乳児、妊婦のこの先の生活が心配だ。 早く体制を立て直して欲しいものだ。

今日は冬を待つ夏みかんをアップしてみた。