終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか? 10話 感想 | ながめせしまに@無為

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これ知るを知るとなし、知らざるを知らざるとなす。これ知るなり。

10話 いまこの時の輝きを

 

 

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|.....||__|| (     )    どさくさに紛れて抱きつきよったぞ
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/ || ̄ ̄|| ∧_∧        
|.....||__|| ( ゜д゜;)     え!?この流れでプロポーズ!?
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 記憶を失いつつあるクトリ、そしてあの飛空挺を見てこのままクライマックスまで駆け抜けるかと思いきや今回は一息入れて、ヴィレムとクトリの関係を深化させるいい回だった。最終的にはプロポーズまでこぎつけたが、そのタイミングでいくの!? ∑( ̄□ ̄;) という感じでやや置いてけぼりになった。

 

ただ、この二人が有耶無耶のまま、死ぬ直前まで態度を曖昧にしなかったのは良かったと思う。中盤までは本当にどうなるのか心配していたが、最近はいい感じに温まってきている。

 

一方で今回は作中の世界の舞台設定や謎などが少し明らかになったが、特にクトリの前世の記憶に関係するシーンでは正直何が何だか分からなかった。今も正確に理解できているか怪しいものがある。

併せてヴィレムのプロポーズ時の思考もうまくキャッチできずモヤモヤしている。

 

順を追ってレビュー

 開幕マッサージ。今回はちょっと緊張を強いられるだろうなと思っていたが、いきなりズッコケる流れ。 

しかし、肩の力を抜いて見始められたので逆に良かった(エロかった。特にラーントルク)。今回はリピートしている視聴者が普段の倍以上はいると思うw(エンギ スゴカッタ エッチスギル)

 

 表情が既にえっちぃです。なんですかこの作画の力の入れようは。クトリの作画も頑張って下さい。扱いに差がありすぎて不公平です(ノ_-。)

 

ラーントルクがあまりにえっちぃ声を出すものだから、ヴィレムも流石に困惑し、じゃっかんその気になりそうな表情である。魔力中毒になったら大変なので、じっくりやらないといけないので仕方ないな。うん。

この場にもし、ヴィレムとラーントルクしかいなかったら何かの間違いが起きてしまいそうじゃないか!

ネフレン「邪念を感じる」  視聴者「ドキーーー」  いい合間で適切なツッコミが入ってよかった(チッ) クトリが少しオコだったのも面白い。 しかし、ヴィレムは何も悪い事はしていない。

 

ヴィレムが人間だということもあり、信用できないラーントルクはヴィレムにはまだ心を許す気にはなれないようである。 あと何回マッサージすれば信用してくれるのだろうか(真顔) 

 

 ラーントルクはこの世界の獣の秘密について、真実まであと少しのところまで来ているようだ。ノフトの武器を調べたヴィレムは一つの真実に行きつく。 獣は人間が姿を変えた存在のようである。

 

 

 ヴィレムが邪な思いを抱かないように随行するネフレン。ネフレンはまだ前世の記憶の侵食はないが、力を使えば早まるというだけで妖精自身の寿命は短い。そう遠くない未来には死んでしまうのかと思うと、妖精の一生はあまりに短く過酷な運命といえる。クトリに遠慮してるとはいえ、ネフレンもヴィレムが好きで、しかしそれは同時に実らない恋である。

 

 

 

 クトリは船の炊事・掃除・洗濯を一生懸命やることで船の環境を一変させる。これを評価した他の船員もクトリに接する態度が一変し、クトリのファンクラブまで出来そうなほど慕われている。

そんな中、クトリの身に再び前世の記憶の侵食が始まる。しかし今回はこのあたりから良く分からない。

 

左は勇者で確かスオンの回想でヴィレムと一緒にいたヒロインのリーリア。右はクトリの前世にあたるエルク。

 

この前世の記憶で、リーリアはエルクをラスボス扱いしているシーンである。ヴィレムらが戦っていた相手は、浮遊島でスオンと一緒にいた、今は頭だけになってしまっている骸骨で、彼は異形の姿をしていた。なので人間の姿をしているエルクは、ヴィレムらがあの時戦っていた敵勢力なのか良く分からない。

 

妖精は人間の死霊を媒介に作る仕組みだったはずで、これに間違いがなければリーリアが戦っているのは人間ということになる。しかし、エルクは何やら超能力でリーリアを圧倒しているし、何がどうなってるのやら。スオンの言動には何か含みがあったのは確かだか、そのへんが関係しているのだろうか。

 

エルクは世界を救いにきたリーリアを不思議そうに見てることから、世界が滅びることに関心がなさそうである。ただ、リーリアの世界を救う理由が好きな人がいるという言葉には反応していた。エルクが世界を滅ぼすラスボスだったとして、何故人間でありながら勇者を圧倒するほどの力を持っているのか、また彼女が探しているゼイ・イーボとは何なのか。考えるとますます混乱する。

 

骸骨陣営は勇者らと戦っている時に、獣が現れ勇者らと戦ってる場合じゃねーみたいな感じになって、スオムらもそれどこじゃねーみたいになって浮遊島で空へと逃げたという過去だったはず。骸骨のボスがエルクだとすると、エルクの探すゼイ・イーボはこの獣を一掃できる究極アイテムか何かだろうか。

 

クトリの前世がメルクだとすると、クトリは人間の悪霊を媒介にした存在ではなく、ラスボスの魂を媒介にした特殊な存在ということになりそうだが、クトリが前世に侵食された場合にはメルクとなり、またラスボスになってしまうのだろうか。 本当良く分からなくなってきたw

 

エルクはヴィレムの養護施設の子の一人かとも当初は思っていたけれど、それはどうも違うようだ。

 ヴィレムの500年前の恋人と思しき養護施設のパートナーの子。名前が思い出せない。獣の正体の真相が、人を起源としたものと理解した時のヴィレムのイメージ。このイメージの中にはエルクらしき少女はいない。 このヒロインが獣になってるのはヴィレムの想像図なので確定ではないだろうが、地上ではリアルバイオハザードが起きて、人間自身が獣化して地上を滅ぼしてしまったという過去のようである。

 

 地上を滅ぼしたのが人間であり、獣の素体が人間であるという真相にいきついたヴィレムはひどく混乱し、クトリに抱きついてプロポーズ。 ヴィレム理論でいくと、自分は生きていいと思えたからだという結論に至ったかららしいのだが、ヴィレムの中でどう思考がめぐり、そこへ着地したのか正直良く分からなかった。

 

ヴィレムは約束を果たせず敵に負けて、人類は滅んでしまったと思って苛まれていた。今回、人類を滅ぼしたのが獣化した人類自身であったことが判明。→自分は生きていていいと思えた。

 

????

 

熱心に、そしてつぶさに見ていたわけではなかったけれど、この一連の流れでヴィレムがどう思考しそう結論に至るのかが、少し考えてみても見えてこない。大切なシーンだけに余計にもやもやする。ここまで見てきた以上は一緒に感動したいシーンなのだけれど、一緒に感動しそこねたorz

 

 

 

 

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|.....||__|| (     )     と、とりあえずマッサージのところからリピート視聴だな
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/    ヴィレムの思考をトレースしないといけないし。うん。
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