【玄海灘】伝説の海流「死滅海流団」 | [北部九州]輪廻の沼「-Xing-アジ&メバing(etc)」戦術&料理

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基地外度:★★★★★(アジング・メバリング歴:15年以上)



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商用利用することは、断固認めておりません。

九州に伝わる伝説の海流「死滅海流団」
玄海灘に超寒波が襲うとき、ソデイカがやってくる。
これは説明してきた。

そして、やってくるのはソデイカだけではない。

これは説明してこなかった。

僕はこれを「死滅海流団」と言っている。

死滅海流団に乗ってくるメンツは、 分かっているだけでも
メッキ、マダイ、ヒラマサ、 ソデイカ、ヤリイカ、
マイカ ウマズラ、カワハギ・・・・(不明魚)

俺の(故)師匠は、「キンメダイ」とまで言ったほどだ。

・・・・・・・それはさすがにと思ったが・・・w・・・・

玄海灘沖には、 大陸棚がありそことの水深200mという
直下型の 海底山脈が連なっており、 そこからの上昇海流の
影響が特に強くなると 沖からの使者がやってくる。

そこには寒波によってもたらされる海流の変化、
昔説明した「傾圧」ってのがもの凄く重要なウェイトを占める。

そして、それらがやってくると決まって、
アジ・メバルの反応が悪くなるか、 超良くなるかのどれかだ。

超良くなるのは、ベイトでイワシ系を運んできた場合のみ。

それ以外は、先ず姿すら現さなくなる。
ロープ際にプカプカとホバリングしていたメバルが
一匹ともいなくなるのだ。

こんな現象は瀬戸内ではお目にかかれないだろう。
もう一つ言えることは、沖からの「死滅海流団」は昼と夜とがあり、

昼の部では「ロウニンアジ」などのメッキ系だ。

しかも結構な良いサイズで出たりする。

カマスなんてのも40~50㎝前後混じるけど、
ほとんどが青カマスなので自慢にもならない。
カマスを死滅海流団に加えるかは不明であるが、
俺ならもっとデカイ奴を探す。

というのも、メバル・アジング歴20年ってのは、
そのまま九州の土地に立って20年を意味し、
俺のアジング・メバリングの歴史ってのは・・・
この死滅海流団の正体を突き止める。
そう言っても過言ではないからだ。

取り合えず、死滅海流団の獲物は
下の通り ロッドを久しぶりに満月にしてくれたぜ。




勿論、鍋にしてあげましたけどね。