ボランティア
最強の組織体は、ボランティア団体でしょうか。
ウキペディアには「ボランティア」はこう定義されています。
『ボランティア(英: volunteer)とは、ボランティア活動に携わる人のことである。
ボランティア活動は、古典的な定義では自発(自主)性、無償(無給)性、利他(社会、公共、公益)性に基づく活動とされるが、今日ではこれらに先駆(先見、創造、開拓)性を加えた4つをボランティア活動の柱とする場合が一般的となっている』
企業がまさに従業員に求めることであり、経営者に求められる資質でもあるように思います。
それを電力会社の組織的なテイタラクぶりを見るまでもなく、あらゆる企業が従業員のパフォーマンス維持・向上について頭を抱えています。
一体どうすれば皆がボランティアとして働けるようになるのでしょう?
答えは意外と簡単なのかもしれません。
社会貢献性(何を実現して誰にどう役立つのか)の明確な定義ではないかと思います。
喜ぶ人の顔を見たい、ただそれだけでボランティアの人はモチベーション高く働けます。
営利企業も基本は同じです。
自分たちの商品、サービスが誰の何の役に立ち、世の中にどういう付加価値を与えているのかってことを自覚できれば、モチベーション高く働けるように思います。
つまり企業理念の共有(共感)です。
不動産ファンド業界にはそもそも企業理念すらない会社も多く見受けられます。
もうかるからやる。
そういう企業は本質的に世の中に必要ではなく、そこで働く人のモチベーションが上がらないのは道理です。
一旦、お金のことは横においておいて、自分たち(この企業)の社会貢献性は何なのかということを再定義する必要があるのではないかと思います。