フライ、ダディ、フライ | せめて、真崎らしく。

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そんな感じです。

  
  
金城一紀の「GO」を読んだのが
  
たぶん中1のとき
  
  
  
おじいちゃんおばあちゃんと本屋さんに行ったら、それまでは必ず漫画を買ってもらっていて
  
おばあちゃん出資のもと「明稜帝 梧桐精十郎」を集め終わった頃だったと思う
  
  
  
きっかけは覚えてないけど
その時に漫画じゃなくて小説を買おうと思って
   
  
理由は覚えていないけど
その時になんとなく選んだのが
金城一紀の「GO」
  
  
窪塚洋介と柴咲コウ主演で映画化されてたやつ
  
  
  
それ以来、小説をよく読むようになって 
  
好きな作家さんができたら
とにかくその人の書いたものを読みたくなって
  
金城一紀さんの本は多分全部読んだ
  
  
  
私が金城一紀を好きなのを知ってか
  
ある日お父さんが金城一紀の本を買ってきてくれた
  
  
  
それが
  
「フライ、ダディ、フライ」
  
  
  
  
  
飛べ、親父、飛べ
  
  
  
47歳の冴えない中年サラリーマン
  
愛妻と愛娘の日常が
ある日突然崩壊
  
  
傷ついた娘を迎えに行くために
親父と「問題児高校生」たちの特訓の夏が始まる
  
  
  
的な
  
こんな説明でいいのかな
  
  
  
  
ハの字眉毛に撫で肩
髪の毛は物心ついた時からわりと禿げてた
  
そんな真崎家の親父から
思春期真っ只中の娘に手渡されたその本
  
  
ハードカバーだったか覚えてないけど
表紙には、鼻血、眼帯姿の親父のどアップ
  
  
  
  
「フライ、ダディ、フライ」
  
  
私にとって、なんか大切な作品
  

  
  
を、仲間の誕生日にあげたよ
  
  
  
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「良いお父さんになる」
  
ってのが目標の仲間
    
  
   
  
想像力を、恐怖と不安に支配されたら、身体は動かない
  
  
娘をボコボコに殴りつけた男に飛びつくことも
  
傷ついた娘を抱きしめてあげることも
  
  
  
  
  
「今日こそは、のぼってやる」
  
  
  
いい親父になるのだ、けんぞー
  
  
  
真崎