優待で和栗モンブランソフトも引換可、ミニストップ(9946)のレビュー。 | なちゅの市川綜合研究所

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【9946】ミニストップ(東証1部) --

現在値 2,294円/100株 PER67.4 PBR1.07 2月配当優待 8月配当優待

イオン系コンビニで業界5位。関東、東海地盤。ファストフードに強み。

配当金は年2回合計で45円で、配当利回りは約1.96%です。

またミニストップは株主優待制度を導入しており、単元株以上の株主に対し、
半期に1度ソフトクリーム券を5枚配布していますので、1枚220円で換算した
場合の配当優待利回りは約2.92%となります。

業績を確認していきます。
■2012年2月期 売上高 1,222億円、経常利益 86億円 DPS44円  
■2013年2月期 売上高 1,265億円、経常利益 60億円 DPS45円   
■2014年2月期 売上高 1,460億円、経常利益 58億円 DPS45円  
■2015年2月期 売上高 1,621億円、経常利益 41億円 DPS45円
■2016年2月期 売上高 2,090億円、経常利益 43億円 DPS45円
□2015年8月中間売上高 967億円、経常利益 32億円 DPS22.5円

2015年8月中間期の売上高は前年同期比22%増の967億円、経常利益は同
23%増の32.4億円となりました。夏商品である「ハロハロ」やホットスナックが
堅調に推移したことで、当社本来の強みであるイートインによる顧客誘引が
上手く機能したため、売上高は期初予想線を上回って着地しました。

なお今2016年2月期の売上高は28.9%増の2,090億円、経常利益は微増の43
億円の期初予想を据え置いていますが、既存店売上が回復基調とはいえ、
まだ道半ばであり、通期既存店想定の102%はやや荷もたれ感があります。
(※上期が100.2%のため、依然未達ペースであり下期で取り返す必要有)

国内外の店舗数については期初時点で4,683→5,026店と350店増やす計画
でしたが、若干計画を下方修正して今期末5,004店舗を見込んでおります。
上期末時点で4,844店舗と161店舗増やしているので、下期も同じペースで
出店出来れば、5,000店舗達成ということになります。最近は国内店舗を
閉鎖しまくってきたので、国内店舗のS&Bは一巡しつつあるようです。

また、忘れてはならない業界再編絡みでは提携先のスリーエフがローソン
と緩いながらも資本業務提携に入るとともに、ローソン本体も電子マネー
のWAONを導入するといった展開になっているため、三菱商事・イオンを
核とした業界再編説は更に熱を帯びることとなりました。ただ三菱商事が
主導するロイヤリティーマーケティング(ポンタ)とWAONは競合するので、
この辺も中長期的にはなんらかの整理がなされるかもしれません。

閑話休題、標題の通り優待券で和栗モンブランソフトを食べてきました。
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320円相当の引換が出来るということで、実質的には利回りUPですね。
お味も本物のモンブランをアイスにした感じで美味しかったです。

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