
【7506】ハウス オブ ローゼ(東証1部)投資判断 Outperform継続
現在値 1,456円/100株 PER34.2 PBR1.27 3月配当優待 9月配当
百貨店等でのボディケア品や化粧品の小売り。リフレクソロジーサロンも。
配当金は3月9月の年2回計40円で、配当利回りは2.74%とまずまずです。
ハウスオブローゼは株主優待を実施しており、100株以上の3月末株主に
対して3,000円相当に自社製品(バス・ボディケアセット等)を進呈して
おりますので、配当優待利回りを算出した場合は約4.80%となります。
業績を確認していきます。
■2012年3月期 売上高 144億円、経常利益 6.1億円 EPS 79.0円
■2013年3月期 売上高 143億円、経常利益 5.1億円 EPS 51.3円
■2014年3月期 売上高 146億円、経常利益 6.0億円 EPS 58.5円
■2015年3月期 売上高 134億円、経常利益 0.3億円 EPS ▲22円
■2016年3月期 売上高 145億円、経常利益 4.5億円 EPS 42.0円 ce
□2014年9月中 売上高 68億円、経常利益 1.2億円 EPS 12.8円 四e
前2015年3月期の売上高は前期比8.3%減の134億円、経常利益は同95.4
%減の0.3億円と前期比・計画比共に大きく下回る壊滅的な決算でした。
これは当社が小売業にもかかわらず3月決算企業であるため、増税前
の駆け込み需要を前々期末で全て取り込んでしまい、他の2月決算企業
と比べて平準化されず、正面からモロに食らってしまいました。
そのため最終利益も1996年の上場以来の初めての純損失に沈むことと
なり、期末の20円配当を5円減額して15円(通期では35円配当)とする
など厳しい一年になりました。
なお今期の売上高は7.5%増の145億円、経常利益は約15倍の4.5億円の
水準を見込んでおります。足元では増税の駆け込み購入による反動は
完全に薄らいでおり、5月の既存店売上は110%まで回復してきている
ことなどを踏まえると、会社計画はある程度妥当と考えております。
配当金に関しても40円予想となっており、復元配となる見通しです。
以上、投資判断はOutperformを継続します。
当社は無借金で財務もよく、前期で最悪期は脱したと判断します。
さて標題の株主優待ですが、今回は緑一色のボディーソープなどの
セットとなっており、前年のピンクローズ調のものとは一変して、夏を
感じさせる涼しげなラインナップとなっております。
個人的には10年前の優待などでよく見られた「クラッシックプー」の
優待を復活させてほしいのですが、版権の問題でコストが高くつくの
かもしれません。なんせ昔より株主も増えてますからね・・・。
*参考記事 2014-06-19 1,371円 投資判断Outperformでカバー開始
ハウスオブローゼ(7506)から株主優待のソープギフトがきたー!
*参考記事 2014-01-24 1,396円 投資判断Outperformでカバー開始
実はカーブスも展開、3月優待銘柄ハウスオブローゼ(7506)の研究。
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特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的としておらず、本記事に
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