現在値 1,006円/100株 PER18.7 PBR1.97 3月配当優待 9月配当優待
大企業向け大規模システムの開発に強み持つ。技術水準に定評。
配当は3月9月の年2回で、合計17円のため配当利回りは1.68%となります。
アドソル日進は株主優待制度を導入しておりまして、3月末9月末時点の
100株以上の株主に対して、500円分のクオカード等を進呈しております
ので、配当優待利回りは約2.68%となります。なお長期優遇制度があり、
1年以上の保有で500円分のクオカードが追加されますので、この場合の
配当優待利回りを算出すると約3.67%まで利回りが上昇します。
業績を確認していきます。
■2012年3月期 売上高 77.2億円、経常利益 2.2億円 EPS 17.6円
■2013年3月期 売上高 80.8億円、経常利益 2.1億円 EPS 27.2円
■2014年3月期 売上高 84.3億円、経常利益 3.0億円 EPS 39.8円
■2015年3月期 売上高 90.0億円、経常利益 3.8億円 EPS 53.5円 ce
□2014年9月中 売上高 44.9億円、経常利益 2.1億円 EPS 31.6円
2014年9月中間期は主力の社会システム事業において電力自由化関連
やスマートメーター関連が堅調に推移したほか、機器組み入れ領域の
ユビキタス事業や金融システム事業も高水準の受注が継続したため
利益面では期初時点の予想を大きく上回って着地しました。
既に利益面では計画の倍ほどのペースで進捗しているため、現時点で
据え置いている通期業績は上ブレする可能性が高く、前期に続いて
年率30~40%以上の利益成長が期待出来る状況となっています。
財務的に見ても借金がわずか5千万円程度しかなく、実質的に無借金
経営となっています。当社は高成長企業でありながら、この好財務を
原資に配当性向30%基準ではげしく増配を繰り返して還元しているため
(4.67円→6.67円→8円→8.33円→12円→17円/予)、事業特性上あまり
資金需要がないのかもしれません。
以上、好調な業績を鑑み投資判断Outperformでカバー継続します。
当社の株主数は2014年3月末の2,662名から3,362名に大きくジャンプ
しているため、そろそろいつものアレが期待かもしれません。
特に2014年9月末から2,000株以上の株主に対して株主優待を拡充する
などの株主優遇を鮮明にしているのは象徴的な事柄だと思います。
その他、電力自由化関連や電界通信(人体通信)分野など、カタリスト
になりそうなテーマをいくつか抱えているのは代え難い魅力です。
*参考記事 2014-08-06 870円投資判断Outperformでカバー開始
高成長のアドソル日進(3837)からクオカード到着&1Q開示。
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*本記事の内容記述は、一般に入手可能な公開情報に基づき、作成されています。
特定の証券・金融商品の売買の推奨ないし勧誘を目的とはしておりません。




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