
【3387】クリエイト・レストランツHD(東証1部)投資判断Inline
現在値 1,479円 PER19.4 PBR4.73 2月配当優待 8月配当優待
SC等の飲食フロアにビュッフェやカフェ展開。立地ごとに業態開発。
配当金は2月8月の年2回で合計22.68円で、配当利回りは1.53%となります。
クリエイトレストランツは株主優待制度を実施しており、100株以上の
株主に対して、年2回3,000円ずつのお食事券を配布しておりますので
これらを合算した配当優待利回りは約5.59%となります。
業績を確認していきます。
■2011年2月期 売上高 370億円、経常利益 25.5億円 EPS 22.5円
■2012年2月期 売上高 346億円、経常利益 35.5億円 EPS 28.6円
■2013年2月期 売上高 371億円、経常利益 28.2億円 EPS 35.8円
■2014年2月期 売上高 525億円、経常利益 37.9億円 EPS 61.2円
■2015年2月期 売上高 670億円、経常利益 48.0億円 EPS 76.3円 ce
□2014年8月2Q 売上高 335億円、経常利益 27.6億円 EPS 31.4円
前期は計画比で業績未達に終わりましたが、特に懲りる訳でもなく今期
も前期比3割弱というかなり大きな幅での増収増益を計画しています。
消費増税や人件費の増加をモロに食らってしまう事業なので今期も未達
懸念がありましたが、少なくとも8月の中間時点ではほぼ計画線で推移し
て進捗率も50%を超えてきているので、通期達成の期待感が高まります。
今期からはSFPダイニング(磯丸水産・鳥良)、イートウォークの数字
が通期でオンされており、この辺のMAで手に入れた業態群が予想以上
に好調なことや、期中5月から連結対象となったYUNARI(つけめん)
が数字を押し上げています。これだけの多業態を展開していながら、
既存店売上高は98.5%とかなり高位で推移しており、業態自体に競争力が
あるか、スクラップビルドの業態回転が効いているものとみられます。
また、標題のようなコラボ新業態の開発にも余念が無く、サンリオと
提携してライセンスレストランを展開出来るというのは元三菱商事なら
ではの展開力だと思います。サンリオ鳩山常務絡みでしょうかね。
ということで、投資判断はInlineにてカバーを継続します。
当社は本年8月末に1対3の株式分割を行い、それに併せて株主優待食事券
の大幅拡充を行いました。特に単元株保有の場合は株主分割で投資必要額
が3分の1になったにもかかわらず、年間6,000円の食事券は維持されました
ので利回りは飛躍的にアップしました。
以前にも書きましたが、当社は底値で仕入れた自社株を株主優待導入時の
ドタバタ高値でリリースし、高い資金調達能力の片鱗を見せ付けました。
割高だった株価も優待ひとつで一瞬で正当化され、株価の居所が変わった
のは記憶に新しいところですが、本年8月の優待拡充により二段ロケット式
にもう一段株価水準が切りあがってしまいました。
さすがにここまで買われると優待目当てでも若干気が引ける水準ですが、
当社は優待以外にも配当が手厚いという特徴があり、配当性向35%超の水準
でも平気で配当に回してしまう傾向が見られます。しかしながら今期予想の
配当性向はまだ20%台に過ぎず、その辺でアップサイドを取れる可能性が
まだあると言えばあるかもしれません。
*参考記事 2014-01-17 999円* 投資判断Inline
高額優待銘柄 クリエイト・レストランツ(3387)の第3Q時点レビュー。
*参考記事 2013-08-08 995円* 投資判断 カバーなし
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