中古マンション業界の各社別有望度/投資戦略アウトルック(2014.10.31) | なちゅの市川綜合研究所

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■中古マンション業界の各社別有望度

一昨日のWBSで三井不動産リアルティの3億円する青山の中古マンション
に海外の買い手がついていることが報道されていましたが、改めて各社別
の有望度を整理してみたいと思います。

もちろん整理と言っても本記事のために改めて調べなおしたりはしておらず
中古マンション専業ならまだともかく各社とも他の事業をやっているので、
会社全体への売上寄与率はまちまちです。そのため感覚評価の部分が大きく、
そのまま投資判断を示している訳ではありません。

◎スター・マイカ
専業で寄与率大。昔からオーナーチェンジでも仕入れているので都心部にも
良質なストック有り、データベース活用も業界随一。一棟リノベも。

○トーセイ
旧東誠不動産、会社規模のわりに守備範囲広い。社長は三井不販出身。
シンガポールに上場。賃貸一棟買いし、区分分譲する一棟リノベで先行。

▲ムゲンエステート
事業用も手掛ける。アジアの投資家層を開拓しているとともに、ゴリゴリの
販売力は業界でも一目おかれている。上場による資金調達で更に上伸。

△オープンハウス
元々は仲介。東急沿線のハイエンドに強く、学歴採用の割にイケイケ社風。
東京に特化というイメージは今後海外投資家にも有望かもしれない。

△インテリックス
専業で寄与率大。立地も高単価が取れる首都圏が多いが、どちらかというと
立地よりもリノベ内容で付加価値を上げ実需狙うので、資産価値は?。

△イーグランド
旧恵久ホーム、社長は鹿島出身。競売による戸建などの仕入れ多い。
基本的には個人実需層が相手の薄利多売なので、良くも悪くも波少ない。

△レーサム
旧レーサムリサーチ、田中社長が有名。一棟マンション、事業用も販売。
リーマン後もし生き残り、海外投資家ルートが厚い。数億円台案件強い。


時間があれば大手(財閥など)もまとめてみたいと思います。

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