
【9765】オオバ(東証2部) 投資判断 新規Outperform
現在値 350円/100株 PER8.6 PBR1.32 5月配当優待
調査測量、計画設計、区画整理、地理情報システム等のコンサル。
配当は5末の一括10円配のため配当利回は2.85%となります。
オオバはこの度株主優待制度を導入いたしまして、5月末現在の
単元株以上の株主に対して、お米券を1枚進呈しておりますので、
配当優待利回りは4.11%となります。
業績を確認していきます。
■2011年5月期 売上高 107億円、経常利益 0.4億円 EPS 1.0円
■2012年5月期 売上高 105億円、経常利益 1.3億円 EPS 2.3円
■2013年5月期 売上高 123億円、経常利益 3.4億円 EPS 13.0円
■2014年5月期 売上高 141億円、経常利益 6.1億円 EPS 28.4円
■2015年5月期 売上高 146億円、経常利益 8.4億円 EPS 39.9円 ce
□2014年11月中 売上高 43億円、経常利益 ▲3億円 EPS ▲18円 ce
2014年3月期は震災復興関連に加え、国土強靭化政策の伸長により、
前々期に続き売上高段階から2桁増となったほか、経常利益も3期連続
での年率70%を超える幅での成長となり、爆裂好決算となりました。
今期の売上高は一服する見込ではあるものの、受注残高自体は順調に
積み上げていることもあり(前期初86億円→当期初91億円)、経常利益
では3割もの増益を見込んでおります。官公需が多く4Q偏重業績なので
期中はずっと闇鍋感が漂いますが、今期はまだ大丈夫でしょう。
当社は本年1月に業績予想の上方修正と配当性向目標を25%とすること、
そして株主優待制度を纏めてリリースしましたが、これは当面の業績
が堅調に推移する見込みであることの証左でもあると考えています。
ちなみに穿った見方をしますと、昨年大場社長が会長に退いたことが
大きく株主還元方向に舵を切った理由のひとつかもしれません。
以上、投資判断Outperformとし新規にカバーを開始します。
当社は目黒区青葉台246添いに、昭和44年築・約250坪程度の自社ビルを
保有しており、老朽化のため移転も含めて検討している様な状況です。
有報によると簿価は10億円弱であり、売れば安くとも倍以上にはなるため
大場社長が退任されたこのタイミングで、売却する可能性もあります。
デベにくっついて海外進出したり、スマートシティにも参画したり、
メガソーラーのコンサルをしたりと事業展開的にもポテンシャルを
秘めています。震災復興事業はパシコン経由が多いみたいですが、
ぜひ他の収益ルートの開拓も頑張ってほしいと思います。
![]() | 新品価格 |





にほんブログ村