
【2730】エディオン(東証1部) 投資判断 新規Outperform
現在値 662円/100株 PER13.4 PBR0.50 3月配当優待 9月配当
家電量販上位。中部、西日本が地盤。12年10月店舗をエディオンに統一。
配当は3月9月の年間22円配で、配当利回は3.02%となります。
エディオンは株主優待制度を導入しており、100株保有の3月末株主に対して
3,000円分の買い物券を進呈しておりますので、配当優待利回りは約7.55%と
なります。(買い物券は2,000円分の買い物につき500円使用の制約あり)
業績を確認していきます。
■2011年3月期 売上高 9,010億円、経常利益 344億円 EPS 157.8円
■2012年3月期 売上高 7,590億円、経常利益 163億円 EPS 35.9円
■2013年3月期 売上高 6,851億円、経常利益 14億円 EPS▲25.8円
■2014年3月期 売上高 7,666億円、経常利益 148億円 EPS 48.4円
■2015年3月期 売上高 7,700億円、経常利益 138億円 EPS 49.8円 ce
□2014年9月中間売上高 3,700億円、経常利益 54億円 EPS 30.8円 ce
前2014年3月期は売上高が前期比11.9%増、経常利益は同907%増となり、
期初計画もクリアして上ブレ着地となりました。主な要因は3月の既存店売上
160%に代表されるような駆け込み需要がほどんどではありあますが、
リフォームや太陽光発電などのエコリビングソーラー商品が大きく伸びて
おり、白物家電販売の一本槍経営から徐々に脱却しつつあります。
業績面以外で定性的に非常に大きいのは昨年9月にLIXIL相手に50億円の
第三者割当増資と自己株式処分(@557円)を行ったことであり、今後は上述の
リフォーム事業の伸びに弾みが出ることが期待されます。また、LIXILの
当社持ち株は未だ8%に過ぎませんので、今後は己の壮大な野望の実現のため
更なる事業シナジーを追求して、持分を増やしてくる可能性が十分あります。
イメージとしてはサンヨーホームズみたいに買い進められる感じです。
以上、投資判断Outperformにて新規でカバーします。
好決算と増資を原資に、有利子負債を247億円も削って1,000億円近くまで
減らしてきておりますので、財務的にもかなり安定感が増してきました。
そのため今期は例年通りの20円配当が予想されておりますが、前期並みの
22円が維持される公算が大きく、場合によっては上積みが期待出来ます。
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