
【9946】 ミニストップ (東証1部)投資判断 Outperform継続
現在値 1,533円/100株 PER26.4 PBR0.75 2月配当優待8月配当優待
イオン系コンビニで業界5位。関東、東海地盤。ファストフードに強み。
配当金は年2回合計で45円で、配当利回りは約2.93%です。
またミニストップは株主優待制度を導入しており、単元株以上の株主に対し、
半期に1度ソフトクリーム券を5枚配布していますので、1枚220円で換算した
場合の配当優待利回りは約4.37%となります。
業績を確認していきます。
■2011年2月期 売上高 1,138億円、経常利益 85億円 DPS43円
■2012年2月期 売上高 1,222億円、経常利益 86億円 DPS44円
■2013年2月期 売上高 1,265億円、経常利益 60億円 DPS45円
■2014年2月期 売上高 1,460億円、経常利益 58億円 DPS45円
■2015年2月期 売上高 1,613億円、経常利益 60億円 DPS45円 ce
□2014年8月中間売上高 793億円、経常利益 34億円 DPS22.5円 ce
前期決算は1月に下方修正をしており、残念ながら予算ショートでした。
今2015年2月期は売上高・営業利益(経常利益ではない)ベースではギリギリ
2桁の成長を見込んでおりますが、前提となる既存店売上高が100%想定
なので結構苦しいかもしれません。ちなみに前期は96%と大苦戦でした。
そういう状況ですので、21期に渡って続いた連続増配記録も前々期を
以って打ち止めとなり、配当金もキリのよい45円になったということで
当面は増配とかやらないのではないかと思料されます。
相変らず財務だけはピカピカなので、減配の可能性は低いです。
上記業績には記載しておりませんが、スクラップ&ビルドによる不採算
店舗閉鎖等が原因の特別損失も前期は36.8億円まで膨らんでおります。
現に市川某所にあるローソンに近接するミニストップもいつの間にか
閉鎖に追い込まれていました・・・生駒CBREの後継テナント募集の看板
が出ておりますので、古いビルでしたが建替理由とかではありません。
投資判断についてはOutperformを継続します。
当社についてはイオンのアセアンシフトに伴い、フィリピンの店舗数が
337店から386店へ激増したもの、既に2,000店舗近くもある韓国展開が
特有のリスクとして意識されます。当社の場合はファミマと違って良い
リレーション築けていると信じたいのですが、実際どうなんですかね。
先にも述べましたが、増配が止まったり、店舗を大量に閉店し出したり
最近の当社には色々匂う動きが出てきている印象を持っています。
この手の話題はサークルKサンクスの方でも再燃している様ですね。
※参考記事 2013-11-13 1,561円 投資判断Outperform継続
ミニストップの株主優待(ソフトクリーム券)が届きました。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11687570706.html
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