DCM源流の一社、ダイキアクシス(4245)の研究。 | なちゅの市川綜合研究所

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「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
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【4245】ダイキアクシス(東証2部)投資判断 Outperform

現在値 1,313円/100株 PER8.6 PBR0.78 12月配当 株主優待なし

浄化槽をはじめとする各種水処理設備の製造・施工・販売及び維持管理。

配当は年一括の合計38円配で、配当利回は約2.89%です。
なお、ダイキアクシスは株主優待制度を実施しておりません。

当社は昨年の12月に上場したばかりの直近IPOです。
■2011年12月期 売上高 249億円、経常利益 4.8億円 EPS 99.4円
■2012年12月期 売上高 272億円、経常利益 5.6億円 EPS 86.8円  
■2013年12月期 売上高 307億円、経常利益 6.8億円 EPS 160.2円
■2014年12月期 売上高 318億円、経常利益 8.4億円 EPS 161.2円 四e
□2014年6月中間 売上高 154億円、経常利益 3.9億円 EPS 85.4円 ce

前2013年12月期は3Qまで発表された時点で上場し、進捗率からいっても
上方修正濃厚な状況でしたが、フタを開ければやはり超過達成でした。
売上高は前々期比で13%増、経常利益も同21%増ということで十分に合格点
のあげられる数字を残しました。

また今期についても売上高はほぼ横ばいながら、経常利益16%増予想という
ことで一定の成長力が確認できました。配当性向も20%から25%に引き上げられ、
配当金も33円から38円に増配予定です。会社側の公表している配当性向の
ターゲットは30%水準とのことですので、来期45円配が視野に入ります。

さて具体な事業の状況ですが、相変らずシステムキッチン販売などの住宅機器
関連事業が過半を占めている状況には変わりないのですが、元々がダイキです
のでこれは仕方ありません。今期については当社の2本柱の片方である環境機器
関連事業の売上が再度逆転します。多様な上水系設備や次世代型省エネルギー
システムが好伸する見込みで、これらの受注はある程度読めていると思われ
ますので、保守的な当社の見通しの性格を考慮すると今期も走破圏でしょう。

また、当社は環境系企業を標榜しておりますので、新しい事業の種である
バイオディーゼル事業や小型風力発電事業が今後育ってくれば、現在の様な
PERヒトケタ評価の地味銘柄から脱出することも可能だと思います。

以上、投資判断をOutperformを継続します。

当社への評価は4ヶ月前の上場時の際のそれとは大して変わっていないので、
前回のレビューも参考にしていただければと思います。その時よりはジャフコ
の持ち株が若干減っているのですが、売り枯れには程遠いのは残念です。
3月26日付の大量保有報告/保有割合の減では10.24%(前回12.01%)も依然
保有していたことが判明したので、思った以上に消化が悪いですね・・・。

※参考記事 2013-12-21 1,320円 投資判断Outperformでカバー開始
速攻レビュー、直近IPOダイキアクシス(4245)の研究。
http://ameblo.jp/mtr-cyberbranch/entry-11733337457.html

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