国策・セキュリティ関連銘柄、ラック(3857)の研究。 | なちゅの市川綜合研究所

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「別に勝たなくてもいいので、負けないこと」を志向しております。
本記事の内容記述は一般に入手可能な公開情報等に基づき、作成されています。
当ブログの情報に全面的に依拠することはお控えいただき、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

【3857】 ラック (東証JQスタンダード) 投資判断 Outperform

現在値 658円/100株  PER17.5 PBR 2.89 3月配当9月配当 株主優待なし

ラックとA&Iシステムが07年経営統合。利益は期末集中。
予想配当は中間配ありの年間12円で配当利回は1.82%となります。

まずは業績から確認します。
■売上高  315億円(12年)→325億円(13年)→340億円(14年e)
■経常利益 16.7億円(12年)→18.5億円(13年)→20億円(14年e)
 ※2014.3月期1Qは増収かつ黒字転換で着地。

ネット通信系企業としては売上の伸びがいまひとつですが、
会社の規模も大きくなっておりますし、ストック型のビジネスモデル
という特性もあるので許容圏です。利益の伸びもまずまずです。

やはり当期の注目はSSS(セキュリティ)事業の伸長です。

セグメント別売上高比率で見ていきますと、当社の3事業の中では
最も低い事業ですが、この分野だけは来期も2桁増を見込んでいます。
利益率も他セグメントと比べるとかなり良い数字が出ています。

基本的には当社の評価というのはこのSSS事業によるところが大きい
と思われ、官公庁や大手企業からの受注実績が多数ある当社は
セキュリティ関連銘柄では本命の筆頭格としても挙げられます。

セキュリティ関連は定期的に物色される株式市場のテーマ株で、
当研究所のカバー銘柄では他にポールHDやデジタルハーツがありますし、
イーガーディアンあたりも当社と一緒に物色される傾向がります。


というわけで、投資判断Outperformで新規カバレッジ開始します。

やはり当社はインフルエンザ銘柄で例えるところの中外製薬や大幸薬品の
様なセクター存在感があり、定期的に物色されるのも大きな魅力です。
そういえばウィルス?という観点ですと似てますね(笑)

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