想定価格 1,780円/1,000株 参考PER19.4 PBR3.27 9月配当株主優待なし
不動産売買の代理・仲介事業、新築戸建分譲事業。
配当金は年間25円で、配当利回りは1.4%となります。
数年前から上場観測の根強かったオープンハウスがついに上場です。
当社は東京の不動産業界では、年中採用を行うイケイケ社風と社員が妙に
高学歴揃いということで、良くも悪くも一目置かれる存在であります。
そして城南・横浜エリアの高額売買仲介だけはとにかく強い印象です。
世界の不動産ネットワークであり、日本では伊藤忠系のセンチュリー21にて
長年トップ加盟店だったものの、伊藤忠に納める上納金がもったいなくなって
数年前に加盟を離脱したのは記憶に新しいところです。
(そういや陽光都市開発も離脱してたけど、あそこは別の理由かと思います。)
で、業績を見てみますと劇的な成長が続いています。
なんかプロパストが上場前後に作ってきた数字を彷彿とさせるところに
一抹の不安を感じる業界関係者は私だけではないと思います。
■2008.9期 売上高194億(経常4.86億)
■2009.9期 売上高297億(経常28.4億)
■2010.9期 売上高497億(経常83.5億)
■2011.9期 売上高698億(経常89.5億)
■2012.9期 売上高623億(経常45.1億)
足下の2013.9月期も前2年並の数字か+αくらいだと思います。
会社の規模から考えても、業績面でもう一段ジャンプをするためには
この辺でがっつり資金調達しないと上に行けないとの判断でしょうな。
で、結論です。
初値予想は現時点では、想定募集価格と同値の1,780円とします。
時価総額が500億級が観測されており、まさかの東証上場部未定!
ということで、にわかに信じられない事態なのですが、
ブックビルディング、セカンダリーを含めて参加見送り予定です。
理由は資金調達額の150億が重すぎる点、バリュエーションが割高、
配当利回りが低い点、業績に一服感がある点などです。
上場部が東証一部だったら、アップサイド要因となりますが、
仮に東証二部だったりしたら需給的にかなり危険な感じがします。
また追加の情報が入りましたら、アップデートするかもしれません。
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