日本製紙から株主優待がキターので短評。 | なちゅの市川綜合研究所

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市川投資綜合研究所
【3863】 日本製紙 (東証1部) 投資判断Inline

現在値 1,434円/100株 PER11.1 PBR0.42 3月配当優待9月配当

洋紙国内首位、持株会社制から復帰。

配当は年間40円配で、配当利回は2.78%なります。
日本製紙は株主優待制度を導入しており、3月末の単元以上株主に対して
家庭紙の詰め合わせ1セットを送付してくれます。
大体2,000円程度の価値とすると、配当優待利回りは4%程度となります。

当社は主力工場である石巻工場が震災で被災したために打撃を受けましたが、
無事に再稼動となり、生産能力は既に復旧しています。
どちらかと言うと問題なのは円高の進行で、燃料代の負担増が気になります。

後は当社や王子製紙が推進している値上げの浸透次第でしょうか。
これが上手く行けば、ある程度業績改善の目が見えてくると思います。


なんかふわふわしたエントリになってしまいましたが、
当社ほど規模が大きく、外部要因に影響されまくる会社ですと
毎期毎期の業績なんか正直よく分からないというのが本音です。

ただ国内有数の地主企業であることは間違いなく(*王子製紙の方が上)
数年前に完全子会社化した四国コカ・コーラなどの安定収益源もあります。
優待・配当目的に1単元買うなら全然ありなんじゃないかと思います。

中国企業に土地や(水)資源目的に買われるなら、当社かと思います。
時価総額1600億円は会社の規模感を考えると、結構安いような気がします。


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