吉野家の株主優待がキターので分析。 | なちゅの市川綜合研究所

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吉野家ホールディングス【東証一部 9861】投資判断 Underperform

現在値 101,500円/1株  PER168 PBR1.58 2月配当優待8月配当優待

配当は年間2,000円配で配当利回は1.97%、
株主優待も3,000円*年2回相当なので、配当優待利回で7.8%と高水準。

・・・と、そこまではいい。

ご存知の通り、牛丼業界は原材料高や値下げの常態化等でかつて無いほど
事業環境が悪化している。
ゼンショーの下方修正、三光MFの悶絶下方修正、松屋Fの決算等を見れば
これはもう一企業の努力で何とかなる範囲ではないと言うことが明らか。

じゃあなんでホールドしているのかと言えば、この会社の優待は
吉野家や京樽、三崎港などの回転寿司でも使えて使い勝手がいいのだ。

後はゼンショーみたいな優待減額の改悪(1回3,000円→1,000円)が無いかが
ポイントとなるが、残念ながらこの会社はその前科がある。

結論としては、優待が改悪となるその日まではホールドってことで。
この辺の投資スタンスはコロワイドと同じですな。


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