箱店屋横丁大家の店番日記
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野沢温泉村の温泉街を飯山市側から望んだ早朝の風景です。


ハアー千曲わたればナ 野沢の出湯ヨ
わたり鳥さへ 知らぬ鳥さへ
    寄るものを ヤレサノサー
ユラユラユラリは湯の煙
チャラチャラチャラリは水の音
ササチャラリトナ


ハアーたよる心はナ アケビのつるのヨ
末はあまれて かわいいお方の
    花篭に   ヤレサノサー
ユラユラユラリは湯の煙
チャラチャラチャラリは水の音
ササチャラリトナ


上の歌詞は……

時雨音羽(しぐれおとわ)作詞、中山晋平(なかやましんぺい)作曲の野沢温泉小唄です。


昭和5年の冬、音羽と晋平と振り付けの藤間芳枝(ふじまよしえ)がそろって野沢温泉村を訪れ、興大いに湧いて一気に創り上げた新民謡と言われています。
歌碑が麻釜わきにあります。黒みかげ石の歌碑は、音羽の絶筆といいます。
野沢温泉村野沢温泉は、JR飯山線戸狩野沢駅下車野沢温泉行きバス、千曲川を渡り、駅から25分の位置にあります。
野沢温泉は 30余の源泉、13の外湯が点在するまさに湯気の温泉の町。スキーのメッカとして愛されています。



今日の短歌

昆布売る老人の肌日焼けせり漁師と言いて白い歯見せぬ

下北半島

平成十五年 田人以後(とうどいご) 横丁大家の第二歌集より