安田昌夫はリフレッシュするために不定期で旅行に行きますが、できるだけ現地でおいしい食べ物を食べて、お土産を購入したいと考えているので交通費や宿泊費は安く済ませるようにします。時には新幹線のグリーン車を利用したり高級ホテルに泊まることもありますが、ほとんどの旅行で在来線を使ってカプセルホテルを利用するようにしています。

 

老舗旅館に泊まることが大好きだという人の気持ちも十分に理解できます。素晴らしいサービスと歴史が紡ぎ出す独特の雰囲気は何ものにも代えがたいものですが、旅館では食事が付随されているので安田昌夫はあまり利用しません。

 

その理由として、安田昌夫は高級食材を使って素晴らしい腕前の料理人が作るものは、まずいわけがないという思い込みがあるからです。それよりも現地の飲食店で、郷土料理やその土地ならではの原材料を使ったB級グルメを楽しみたいという気持ちがあります。安田昌夫は食べることが大好きですが、この世にはまだ自分が知らないような美味しいものが隠れているのではないかと考えています。

 

それを知らないまま一生を終えてしまうのは悔しいので、新しいグルメを見つけ出すために旅行に行っていると言っても過言ではありません。見た目がそれほど良くないのに、実はかなりおいしい物も多いですし、以前がご当地グルメだったものが全国の食べ物になることがあります。

 

安田昌夫は全国的に有名になる前から冷や汁を好んで食べていましたから、全国規模のグルメになったことで少し悔しいけれど嬉しいという複雑な気持ちをもっています。