●Yahoo!ニュース
●紀平“世界初”の大技挑戦へ トリプルアクセル→トリプルトーループ
デイリースポーツ
[10/9 05:00]
世界初の大技に挑戦する紀平梨花
「近畿フィギュアスケート選手権」(8日、大阪府立臨海スポーツセンター)
ジュニア女子SPを行い、
9月のジュニアGPシリーズのスロベニア大会で優勝し、
女子史上7人目のトリプルアクセルを決めた紀平梨花(14)=関大KFSC=らが
出場。
SP3位の紀平は、フリーで女子“世界初”となる高難度の連続ジャンプ「トリプルアクセル-トリプルトーループ」に挑む可能性を示唆した。
SPは本田真凜(15)=関大中=が首位に立った。
全日本選手権、同ジュニア選手権の選考会となるブロック大会で、
14歳が“世界初”の大技に挑む可能性が出てきた。
紀平は9日のフリーについて
「調子が良ければトリプルアクセルに3回転トーループをつけるかも。
きれいに(アクセルが)降りられれば」
と話し、状況次第で国際スケート連盟(ISU)公認大会では女子の成功例がない連続ジャンプに挑戦する意向を示した。
トリプルアクセルを入れていないSPでは、
後半にルッツ-トーループの連続3回転を決めるなどノーミス。
しかし、本田と坂本花織(16)=神戸ク=にわずかに及ばず
「(トリプルアクセルを)決めたい。
今日を忘れさせるような、観客を魅了する演技をしたい」
と逆転Vを誓う。
もちろん
「アクセルができても次のジャンプも大事」
と、目指す頂は高い。
近年の日本ジュニアは群雄割拠。
氷上以外の時間もバレエ、ダンス、ヨガなどフィギュアのために1週間を使う努力家が、唯一無二の演技を目指す。
(ロクハン)(ロクハン)
紀平梨花さんが3A+3Tを
跳ぶと言うが……。
●Rika KIHIRA JPN
TSS Ded PCS TES
128.31 0.00 56.57 71.74
Elements BV GOE SoP
①3A 8.50 0.43 8.93
②FSSp4 3.00 0.57 3.57
③3Lz+3T 10.30 0.20 10.50
④LSp4 2.70 0.43 3.13
⑤3Lo 5.10 0.20 5.30
⑥StSq3 3.30 0.64 3.94
⑦x2A+3T 8.36 1.40 9.76
⑧x3F+2T+2Lo
9.24 0.40 9.64
⑨CCoSp4 3.50 0.43 3.93
⑩x3S 4.84 0.90 5.74
⑪x3Lz 6.60 0.70 7.30
65.44 6.30 71.74
③3Lz+3T 10.30 0.20 10.50
⑦x2A+3T 8.36 1.40 9.76
⑪x3Lz 6.60 0.70 7.30
3Lzと3Tを2回、跳んでいるから、
①3A 8.50 0.43 8.93
3Aを3A+3Tにしたら、
⑦x2A+3T 8.36 1.40 9.76
を2Aの単独しなければ
いけない。
そうすると、
3A+3Tの3Tの基礎点は、
4.30
⑦x2A+3T 8.36 1.40 9.76
の3Tは、後半の1.1倍だから、基礎点は4.73
つまり、3A+3Tにすれば、基礎点が0.43点、下がることになる。
だから、3A+3Tを跳ばず、
3Aの単独にした方が、
高い基礎点が維持出来るのです。
①3A
③3Lz+3T
⑤3Lo
⑦x2A+3T
⑧x3F+2T+2Lo
⑩x3S
⑪x3Lz
3A+3Tを跳んで、この基礎点と同じ基礎点にするには、
①3A+3T
③3Lz
⑤3Lo
⑦x2A
⑧x3F+2T+2Lo
⑩x3S
⑪x3Lz+3T
のように
⑪x3Lz+3Tを
コンビネーションにすれば、
①3A
③3Lz+3T
⑤3Lo
⑦x2A+3T
⑧x3F+2T+2Lo
⑩x3S
⑪x3Lz
と同じ基礎点になる。
しかし、一番最後に3Lzのコンビネーションを跳ぶのはキツい。
そこで、
①3A+3T
③3Lz
⑤3Lo
⑪x3Lz+3T
⑧x3F+2T+2Lo
⑦x2A
⑩x3S
⑪x3Lz+3T
⑧x3F+2T+2Lo
のコンビネーションを
後半の最初にもってくるのは、どうだろう。