この記事に書いていること。

◆ストーカー対策は、
警察ではなく、弁護士に相談する。

◆弁護士同伴で警察に
行き、弁護士から警察に説明してもらえば、警察は真剣に対応する。

◆プレゼントされた腕時計を郵送で返送すれば、
ストーカーの心理を逆なでする行為。

◆弁護士を間に入ってもらって、プレゼントを
返す。

◆ツイッターで、拒否すれば、ストーカーの心理を逆なでする行為。

◆ツイッターを閉鎖した方が良い。

◆「これから学校に行きます」など、自分の行動を明らかにしてはならない。

◆近くの交番に逃げ込み、“○○署に相談しています”と説明すれば、
お巡りさんは目的地まで送ってくれる。

◆明るいワンピースの
服装ではなく、上下黒のパンツルックにチェンジする。

◆もし襲われそうになったら、唐辛子スプレーを手に持ち、
“近づかないで!”と
周囲に聞こえる大声で
叫ぶ。

◆ストーカーは女性の
反撃にひるむもの。



●Yahoo!ニュース
●アイドル刺傷に学ぶストーカー対策 防犯の専門家に聞いた

ゲンダイネット
 [5/26 09:26]

岩崎友宏容疑者(C)
日刊ゲンダイ

「警察は頼りにならない」--。

アイドル活動をしていた冨田真由さん(20)が

岩埼友宏容疑者(27)に襲われた事件でこう憤慨した人もいるだろう。

冨田さんは警視庁武蔵野署に相談していたが、

凶行から逃れられなかった。

今回の事件は彼女のような芸能人だけの問題ではない。

狂暴なストーカーに狙われた場合、自分で命を守らなければならないのだ。

「日本防犯診断士協会」理事長の中山天氏によると、

ストーカー被害者は

警察に相談することで自分を窮地に追い込んでしまうという。

「警察に事情を聴いてもらうと、女性は“守ってもらっている”と錯覚し、つい油断してしまう。

だけど、警察は忙しいので身辺警護をしてくれません。

むしろ弁護士をうまく使ったほうがいい。

冨田さんは犯人からプレゼントされた

腕時計を郵便で返したそうですが、

これは相手の

憎悪をかき立てる行為。

弁護士を交えた3者で会い、

弁護士から事情を説明して返してもらったほうが安全です」

■弁護士同伴なら警察も真剣対応

警察に相談する際も弁護士を同伴させる。

弁護士の口から細かい注文を出せば、

警察は真剣に対応してくれるそうだ。

岩埼容疑者は冨田さんのツイッターに「楽しい時間をありがとー」と書き込んでいたが、

いつしか「ほんと、嫌な女」に変わった。

こうした大幅な変化が見られたら、

相手が危害を加えようとしていると

警戒するくらいの用心深さが必要だ。

冨田さんはツイッターで岩埼容疑者の書き込みを拒絶した。

これもストーカー心理を逆なでする行為。

前出の中山氏はツイッターを

閉鎖してしまったほうがいいとアドバイスする。

もし閉鎖しない場合、

「これから学校に行きます」など

自分の行動を明らかにしてはならない。

犯行当日、岩埼容疑者は冨田さんを

駅前で待ち伏せして声をかけ、

無視されたので追いかけたと供述しているが……。

「ストーカーにとって

無視されるのは想定内の行為。

凶行を思いとどまることはありません。

こうした場合は

相手の意表を突くのが一番。

近くの交番に逃げ込むのです。

“○○署に相談しています”と説明すれば、

お巡りさんは目的地まで送ってくれます。

いつも明るいワンピースを着ている女性が

上下黒のパンツルックにチェンジするのも想定外の行動なので、

殺意を弱める効果がある。

もし襲われそうになったら、

唐辛子スプレーを手に持ち、

“近づかないで!”と

周囲に聞こえる大声で叫ぶ。

ストーカーは女性の反撃にひるむものです」
(中山天氏)

あらゆる手段で身を守らなければならない。